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2007年1 月12日 (金曜日)
大蔵流山本家三兄弟の狂言:町田市、麻生区民ら自主公演
小田急線新百合ヶ丘駅前の麻生市民館で1月21日午後2時から「狂言の会 大蔵流山本家3兄弟とともに」が催され、重要無形文化財総合指定の山本東次郎さん、則直さん、則俊さんの3兄弟とその子息らが出演する。
主催するのは町田、川崎市などの狂言愛好家の会「ハゲマス会」(森宮康会長)。同会は、町田市広袴在住の狂言師山本則俊さんの飲み仲間の明治大学商学部教授の森宮さんらが呼びかけ、山本さんを応援しようと93年5月に発足。「品格を重んじ、気魄のこもった芸風」を特色とする山本家の狂言の観賞のほか、狂言にまつわる勉強会を開いている。また、多くの市民に古典芸能を知ってもらうおうと98年から会員らが裏方を担い、自主公演を手がけている。
今回の演目は「粟田口」(演者=山本則秀、泰太郎、則重さん)、「箕被(みかづき)」(演者=山本東次郎、則孝さん)、「悪太朗」(演者=山本則俊、則直、則重)の狂言3題と山本則直、則俊さんによる小舞。演目の粟田口は、太刀を指すと知らない大名が、太朗冠者に都で「粟田口」を買い求めさせる滑稽さを描いた作品。箕被は、連歌にのめりこんだ夫とつまのすれ違いを連歌が再び取り戻すほろりとした曲目。悪太朗は、酒飲みの乱暴者の心に潜む真心を表現する作品で、いずれもみどころの多い作品。
入場は、S席5000円、A席4000円、B席3000円、学生2500円で当日券もある。
申し込みはFAX042 (791)2487宮川さん、FAX042 (735)5806青木さん。
2007-01-12 in 02)イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, c)町田市 | Permalink
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