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2007年1 月 5日 (金曜日)

川崎市フルーツパークでナシ栽培講座:後継者不足に援農ボランティアを育成

070105nashikouza01川崎市フルーツパークが、農業就労を希望する都市住民を対象にナシの栽培技術教え、後継者不足に悩む生産家の畑で有償ボランティアをしてもらおうと「多摩川ナシ栽培支援講座」を開催、受講生を募集している。1月9日午後2時からフルーツパークで、講座の主旨、目的、注意事項などを事前説明する。

写真(フルーツパーク提供)=上から人工授粉、袋かけ、摘蕾(てきらい)の各作業の実習

この講座は、川崎の特産品「多摩川ナシ」のブランドを守ろうと2005年に初めて催され今回は2期生の募集だ。1期には定員を上回る30人が応募、30代から60代の市民20人が2年間に渡って受講し、今春から農業ボランティアとして生産者の畑で有償で活動を始める予定。
070105nashikouza02講座は4月開講で、原則金曜日の午後2〜3時間程度。1年目はフルーツパークを会場に職員から栽培全般の基本的な学習と実習、2年目は協力農家で実習を中心に学ぶ。学習・実習内容は、人工授粉、摘花、袋掛け、病害虫防除、こずえの管理、収穫、販売実習、土作り、せん定など。2年間で21回の講座のうち80%(17回)以上参加した市民に修了証を交付し、援農者名簿に登録、受け入れ先の農家があれば助っ人として有償で働く機会がある。対象は、川崎市内在住の65歳以下で講座終了後に援農に参加でき、ナシ栽培に興味や関心がある人。
070105nashikouza03費用は、1年目が2400円、2年目が7000円。このほか教科書代1200円程度と保険料(実費)。作業服、靴、せん定ばさみなどの道具を持参する。定員は20人で応募多数の場合は抽選となる。
申し込みは、往復葉書の往信欄に郵便番号、住所、氏名、生年月日と年齢、電話番号、応募動機、返信欄に自分の郵便番号、住所、氏名を記入して1月12日(必着)までに〒214-0006川崎市多摩区菅仙谷3-17-1 川崎市フルーツパーク多摩川ナシ栽培支援講座」係へ郵送する。
問い合わせは電話044(945)0153。
講座内容の詳細はフルーツパークHP

 川崎は長十郎のふるさと

「長十郎」のふるさと川崎市は、江戸時代初期に大師河原(川崎区)でナシが栽培された記録がある。江戸時代から明治にかけて南部地区で特に盛んだったナシは、生産地が徐々に多摩川を北上し、最盛期の1939年には作付け面積が約230ha以上と関東一の生産地となるほどの発展を遂げた。
都市化とともに栽培面積が減ったが、現在も多摩区を中心に約39ha、160件の農家が生産しており、生産技術も高い。しかし、小規模な生産者のなかには、高齢化で後継者不足に悩んでいる人も多いという。
川崎市は、1959年に「よみうりランド」遊園地隣の多摩区菅仙石にフルーツパークの前身「園芸技術普及農場山地果樹試験場」を設置、丘陵地のナシ栽培の技術向上や農家の指導、研究を行っており、生産農家の信頼も厚い。

2007-01-05 | Permalink

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