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2007年1 月28日 (日曜日)

麻生不動のだるま市:日曜と好天で8万1千人の人出

070128daruma04_1川崎市麻生区下麻生の麻生不動院でだるま市が開かれ、昨年より1万1000人多い約8万1000人(麻生警察署調べ)の人出でにぎわった。同院のだるま市は、旧暦で関東地方最後に開かれるため「納めのだるま市」と呼ばれて親しまれ、遠方からも多くの客が訪れる。

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ことしは日曜日で穏やかな好天に恵まれたため、客の出足が早く境内には家族連れなどが次々と訪れ、午前11時前にはだるまやお札を求める人でぎっしり。だるまの売れ行きもまずまずで、寸法によっては早々と売り切れになるだるまもあった。
普段は閉じられている本堂では、火伏せのお札の販売や護摩法要、念仏講も行われた。
だるまの露店では、客がだるまを買い求めるごとに「魂いれ」と称して火打ち石を打ち手拍子で「商売繁盛、家内安全。ヨヨヨイ ヨヨヨイ、ヨヨヨイ、ヨイ」、「一発合格」と威勢のいい掛け声があがっていた。
だるま屋によると、神棚など飾る場所が狭くなったため売れ筋は小ぶりの高さ15〜30センチの小ぶりの4号〜6号、価格は2000円から3500円のもので、それ以上の大きなだるまはほとんどが名入りの予約客という。ことしは4月に統一地方選挙があるため、名前の上に「必勝」書いた大きめのだるまの予約もあったという。地元の下麻生の人たちが出店する「王鶴組合」のだるま屋さんでは、訪れた顔なじみの客と楽しげに価格を交渉したり近況を話すなごやかな光景も見られた。
周辺の参道にはだるまをはじめ植木や食べ物など約400店の露店が並び、普段静かな住宅地は終日にぎやかな売り声が響いていた。

2007-01-28 in 02)イベント・催事, 05)歴史, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink

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