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2007年1 月 2日 (火曜日)

麻生市民館で万福寺ニンジンの品評会&試食会:かつての特産品復活願い農家も出品

070101ninjin01川崎市麻生区万福寺の麻生市民館で半世紀前の特産品を味わう7回目の「万福寺人参品評会&試食会」(万福寺人参友の会、里山フォーラムin麻生、麻生市民館主催)が催され、主婦、家庭菜園愛好家、プロの農家など約30人の参加者はニンジンの出来映えを比べ、ニンジンづくし料理を味わった。

写真=ずらりと並ぶゴボウのように長い万福寺ニンジン(上)、受賞したニンジンを持つ生産者

070101ninjin02品評会には、農家や市民が作ったニンジンのほか、長さ94cmと今回一番長かった審査委員長の農業研究家・飯草幸雄さんも含めて16点が出品された。なかには、区内の畑を借りて生ゴミ堆肥で作ったニンジンや大和市の博物館、親子体験農業の畑などで作ったニンジンもあった。
飯草さん、大井紀雄麻生市民館長ら5人の審査員が形、色、香り、味など各方面から比較審査。最優秀賞には井上いづみさん、優秀賞に白井静夫さんが選ばれ、姿(ルックス)賞は高橋清行さん、香り賞は山崎優さん、色彩賞は小島一也さん、努力賞には、井上清士さん、高橋八重子さん、尾上菊代さんがそれぞれ選ばれた。審査委員長の飯草さんは「今回は、夏の多雨で土の水分が多いため病気の発生が目立ち、全体的に出来は悪かった」とコメントした後「それでも、みんなあきらめず手入れしてよくここまで生長した」と講評した。
070101ninjin03審査後は、高橋さんらが提供した約30本のニンジンを使った料理を食べながらの恒例の交流会(写真右下)。ことしは麻生区役所保健福祉センターで健康作りのための料理講習を行っているボランティアグループ「麻生ヘルスメイト(食生活改善推進連絡協議会)」(写真左下)のが070101ninjin04初めて協力、代表の杉田玲子さんほか9人が「スモークチキンとニンジンのサラダ」「いわしのたたきニョキニョキ焼き」のほかケーキなど7点を作った。また、例年料理を担当する友の会会員の宮河悦子さんが「紅白相生結び」「昆布巻き」などおせち料理をテーマとした料理も作り、15点の豪華なメニューが並べられ、参加者たちは「目移りしそう」などと話しながら、料理を味わっていた。

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