Ｊリーグ・川崎の関塚監督が続投:契約を１年延長

川崎の関塚隆監督(46)が、2007年シーズンも指揮を取ることが明らかになった。
2004年に就任した関塚監督の契約期間は3年間、まもなく契約が終わることから、ファンの間でその去就が心配されていたが、続投が正式に決まり安心させた。

チームを通して「監督として3年を1つのスパンとして考えていましたが、今回、新たな1年目として再挑戦させてもらいたいという気持ちが強くなりました。また、常に温かい声援を送ってくれたサポーターの皆さんと共に、これからも一緒に戦いたいという思いがあり、来季もこのチームで勝負するという決意をしました。まだ天皇杯が続いていきますが、引き続きよろしくお願いいたします」とコメントを発表した。
同監督は、千葉県船橋市出身で、早稲田大学卒業後は本田技研で選手として活躍。早稲田大学の監督、鹿島アントラーズのコーチ、清水エスパルスのコーチなどを歴任、2004年にの監督に就任。選手起用の巧みさで1年目にJ2の記録を塗り替える勝点と得点でぶっちぎりの優勝を果たしてJ1に昇格、2年目はシーズンはじめこそ勝ちきれなかったが年間8位と安定した成績を収め、3年目のことしはナビスコ4位、リーグ戦準優勝に導き、その手腕が高く評価されていた。