麻生区健康の森で11月19日に植樹祭＆収穫祭:いも煮や木の実のアート作り

森の恵みを一緒に楽しみませんかと、川崎市麻生区多摩美の「麻生区市民健康の森（麻生鳥のさえずり公園）・多摩美公園」で11月19日午前9時から午後１時まで「森の植樹祭＆収穫祭」が催され、木の実を使った工作やイモ煮などが行われる。

市民健康の森は、市と市民がパートナーシップで「森」の保全と再生をするもので、市内各区に１カ所ずつ設置され、地域の市民で構成する各会が独自の取り組みをしている。
麻生区では「麻生多摩美の森の会」（勝田政吾会長）の会員約60人が、定期的に植樹や下草刈り、散策路や休憩スペースの整備、自然観察会などのほか敷地の一角にある畑でサツマイモや麦、ソバを作り、里山の再生を行っている。このほか、地域の小学生が総合的な学習の場として利用、会員が自然体験学習の手助けをし、世代を超えて自然を育んでいる。
同会では、多くの市民に森づくりへの関心を高めるため、隣接する多摩美ふれあいの森周辺の保全活動を行う「多摩美みどりの会」（小座間清次郎会長）と共催して毎年収穫祭を開催している。
ことしは、「森の恵みでアート」をテーマに、木の実などを使ってコマやペンダント、お面づくり、クリスマスカードの作成などを行う。このほか畑で採れた作物でいも煮、焼きいもをして実りの秋を味わう。参加は無料。雨天の場合は23日。
問い合わせ電話044(954)7855森の植樹祭＆収穫祭事務局
交通＝小田急読売ランド前駅下車、上りホームの町田寄り改札口を出て多摩自然遊歩道を１０分ほど歩き、読売ランド遊園地の外周道路に出る手前の左側。林のわきの開けた所。