2024年6 月 1日 (土曜日)
防災をテーマに講座とワークショップ:「こども防災塾」の参加者募集
川崎市内在住・在学の小学4〜6年生と保護者を対象にした防災講座「こども防災塾」が、夏休み期間中に市内3カ所で開催され、6月3日〜28日に参加者を募集する。
講師による防災講座と、ホームセンターや企業が協力してワークショップを行う。
日程と内容、会場は次の通り
◇7月27日午前9時30分〜11時30分「防災グッズを作って『フェーズフリー』を考えよう」(市役所本庁舎)
◇8月3日午前9時30分〜11時30分「身の回りのハザードを調べて『マイハザードマップ』を作ろう」(麻生区役所)午前
◇8月4日午後1時〜3時「地球温暖化と必要な防災グッズを作ってみよう」(中原市民館)。
定員は各回25組で、応募多数の場合は抽選。参加は無料。
募集期間は6月3日〜28日でホームページ(https://www.city.kawasaki.jp/601/page/0000165747.html)内フォームから申し込む。
問い合わせは電話044-200-2894川崎市危機管理本部危機管理部。
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2023年7 月 8日 (土曜日)
川崎市の新本庁舎が完成:25階の展望ロビー、時計塔も復元、10月から順次移転
川崎市役所の新しい本庁舎の建設がこのほど完成、7月7日に報道陣に公開された。新庁舎は老朽化などを理由に2019年5月から約470億円の予算をかけて建て替え工事が進められてきた。地下2階、地上25階、高さ約111m(最高高さ約117m)の新庁舎は災害に備えて高い耐震性と業務継続性を確保するとともに、川崎の文化の情報の発信やにぎわいの創出などをめざしたという。25階にある360度のパノラマが楽しめる無料の展望ロビー・スカイデッキ、旧庁舎のおもかげを伝える時計塔や旧市長室などが、来年、市制100周年を迎える前に新しいシンボルとして市民の注目を集めそうだ。7月中旬から什器の搬入設置が行われ、10月から来年7月にかけて順次移転が始まる。
写真=完成した新本庁舎
旧庁舎は1938年に建てられ、第2次世界大戦の度重なる空襲に免れ、シンボルとなる時計塔などが長く市民に親しまれてきた。しかし、市の発展につれて手狭になり、第二庁舎、第三庁舎を増築するほか、近隣のビルを借りてしのいできたものの、いわゆるタコ足庁舎が行政の効率化を妨げてきたため、建て替えることになった。
約6,002平方mの旧本庁舎の敷地に建てられた延べ面積約62356平方mの新本庁舎は、行政機能が入る高層棟と、旧庁舎創建当時の姿を再現した復元棟からなり、ふたつの棟を3階まで吹き抜けにしたアトリウムで結んだ。
復元棟には、旧市長室やバルコニーのほか、戦時中に防空監視にも使われた時計塔を再現、当時をしのばせている。2階の旧市長室は実際に使われた市長の机や暖炉をはじめ、窓枠の金具なども特注して再現した。1階には旧本庁舎の歴史を映像などで紹介するコーナーが設けられ、基礎として使われた松のクイ、建設中に見つかった棟札なども展示されている。
最上階の展望ロビー・スカイデッキはガラス張りの回廊となっており、市内だけでなく都心や横浜方面、富士山、丹沢などの山並み、スカイツリー、東京タワー、東京湾、横浜ベイブリッジなどのパノラマを楽しめる。また、各ポイントの写真と名称を日本語と英語で表示した案内板も設置されている。
また、「かわさきマイスター」の綾部淳さんが手がけた工都川崎にちなんだ鉄の塗装を施した壁や、さまざまな国産材のタイルを床に敷くなど、多様な川崎の姿を表現することにも配慮したという。
22階〜24階は市議会の議場、傍聴室で、議場は地震時の被害を低減するために幕天井を採用した。傍聴席にはこれまでなかったガラス張りの親子室や授乳室も備えられた。
職員が勤務する執務室は、柱のない広いフロアーに大型のデスクが並び、席を固定せず、状況に応じて替えることができる、新しいオフィス環境をめざしたという。地震に備えて天井を廃止して、コンクリートの梁がむき出しになっており、空調は床と柱の穴から行うなど、数多くの新しい機能を採用した。
今後は第二庁舎を解体し、来年度末に広場を整備する予定。
8日と9日の市民内覧会には、定員の5倍以上の申し込みが寄せられるなど、市民の関心の高さをのぞかせた。
福田市長は「(復元棟は)予想以上に川崎の歴史を感じてもらえる空間となった。来年の市制100年に間に合って良かった。次の100年のシンボル的な空間になることを望みます」と話していた。
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2021年12 月 9日 (木曜日)
川崎市の麻生区地域功労賞 : 地道な地域活動に光、自主防災や文化に貢献の1氏1団体を表彰
川崎市麻生区で地域のために尽くした人に贈られる麻生区地域功労賞の表彰式が11月29日麻生区役所で開かれた。13回目のことしは、個人の部は王禅寺東の樋口誠さん(80)、団体の部は麻生台団地自主防災会が表彰された。
写真=(左から)宮野敏男麻生区町会連合会会長、森博男麻生台団地自主防災会副部長、樋口誠さん、三瓶清美麻生区長
個人の部の樋口さんは2007年から新百合ヶ丘自治会長と同会の自主防災組織本部長を務める傍ら、町会・自治会の連絡組織の麻生区町会連合会、麻生区自主防災組織連絡協議会などで要職を歴任し地域の安全・安心のまちづくりに尽力した。また、川崎アートセンター運営委員会、あさお芸術のまちコンサート推進委員会など文化・芸術・教育面でも活躍、幅広い分野で地域の発展に尽力・貢献したことが評価された。
団体の部の麻生台団地自主防災会(下麻生)は、毎月第2・4金曜日の夜、人通りが少なくなる20時〜21時ごろに、防災会メンバーが2グループに分かれて昔ながらの拍子木を使った夜回りパトロールを続けており、各棟の住民の安心感、連帯感を育んでいる。これが功を奏し、巡回を始めてから団地内で夜間の火災は起きず、放火などの犯罪抑止にも役立ったことが受賞につながった。
表彰式には、同賞選考委員会委員長の三瓶清美麻生区長、同副委員長の宮野敏男麻生区町会連合会会長ら推薦した町会・自治会関係者が出席、三瓶区長から樋口さんと森博男麻生団地自主防災会副部長に表彰状が手渡された。
樋口さんは「定年退職後にまだエネルギーがあって地域に役立つことをしたいと思っていた時、自治会でこれまでやっていなかった防災組織の研究会が立ち上がってのをきっかけに参加して、あっという間に20年経ちました。賞をいただけたことは出来過ぎです。今後は若い人のバックアップをしていきたい」と喜んでいた。
森さんは「夜回りは前からやっていたが、2011年の東日本大震災以降は、自治会で防災意識が高まりきちんと取り組むことになりました。以前はみんなで団地全体を回っていましたが、時間がかかるので、今はエリアを分けて2グループで雨や雪の時も休まず回っています。メンバーは10数人ですが、アップダウンがある団地内を回るので、健康維持にもつながっています」と話した。
同賞は同区が2008年度に制定し、区内で地域や区のイメージアップなどに貢献する活動に地道に取り組み、他の表彰制度に該当しない個人または団体に対して区が光を当てて功績を称えるもの。町会、自治会などから候補者を募集して町会連合会、区社会福祉協議会の役員などで構成する選考会で受賞者を選んでおり、今回を含め39個人・17団体が受賞している。多くの区民に賞を知ってもらおうと2018年までは、区民まつり当日に特設ステージで表彰式を行っていたが、2019年は台風、2020年、2021年は新型コロナ感染症拡大予防のためにまつりが中止となり区役所での表彰となった。三瓶区長は「新型コロナが落ち着いたら、大勢の方に披露できるよう、以前のように区民まつりで表彰式を行いたい」と語った。
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2019年11 月11日 (月曜日)
コミュニティーFMの狛江FMが開局:11月11日11時11分11秒に本放送スタート、地域情報中心に多彩な番組発信
狛江市のコミュニティーFM「狛江FM(略称:コマラジ)」が11月11日本放送を開始した。経営は狛江ラジオ放送株式会社(松崎学社長)が行い、狛江市内のコミュニケーション力を高めることを目的に、地域情報に加えバラエティーなどのエンタメ・教育、報道など多彩な番組を発信する。周波数は85.7MHzで狛江市を中心としたエリアで受信できるほか、スマホのアプリ「りすらじ」を使ってインターネットでも聴取できる。11日には狛江市役所向かいのスタジオ(狛江市中和泉1-2-6プラザエクセル201号)で開局式が行われ、集まった関係者のカウントダウンのかけ声を合図に11時11分11秒に本放送がスタートした。
写真=本放送開始で盛り上がるスタジオ
同局は、不動産会社を経営する松崎さん(写真左)、酒類販売業の名古屋奨さんら同市在住や市内の経営者ら6人で2016年に「FM狛江開局準備委員会」を結成して検討を進めてきた。2018年から電波調査など本格的な作業に着手、ことし5月に狛江ラジオ放送株式会社を設立、7月31日に総務省から予備免許を、11月5日に無線局免許状を交付された。
この間、番組などを収録するスタジオを設けたほか、アンテナなどの送信設備は、市の協力で市防災センターに設置した。また、番組を進行するパーソナリティを募り、市内外の音楽家や演劇関係者、能楽師、主婦など約100人が参加、9月14日にはエコルマホールで開局記念式典を催した。
当初、9月14日開局の予定だったが、放送設備の設置の遅れなどで11月に延期されたが、10月12日の台風19号の際には狛江市からの依頼で同日16時46分から13日10時49分まで約18時間にわたり臨時災害放送を行った。
災害時は、狛江市の細かい防災情報を発信し、通常は自社で製作した番組を中心に1日24時間送信する。
開局式で松崎社長は「たくさんの人に手伝いをいただきながら、長く続けられる放送局にしていきたい」と挨拶した。
問い合わせは電話03-5761-7755狛江ラジオ放送。
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2018年8 月26日 (日曜日)
夏休みの親子が五反田川放水路見学会:酷暑知らずの地下トンネル探検、巨大な施設に驚き
川崎市が同市多摩区で整備を進めている五反田川放水路の夏休み親子見学会が8月17日に行われ、小学校高学年や中学生の子ども34人とその親98人が参加した。参加者たちは深さ約60mもある立坑(たてこう)の底に下りて、巨大なトンネルの一部を探検、普段目にすることのない大がかりな施設に驚きながら、「地上の暑さを忘れるぐらい涼しい」と話していた。
写真=巨大な地下トンネルを見学する親子
この見学会は事業を進めている市建設緑政局が、なじみの少ない土木工事の現場に触れ、五反田川放水路の事業の意義を知ってもらおうと、夏休みの自由研究お助け企画として開いたもの。昨年に次いで2回目で、定員の90人を大きく上回る114人の申し込みがあった。
五反田川は麻生区細山から二ケ領用水本川と合流する多摩区東生田まで約4.8kmの流域では、これまで台風や集中豪雨などでよって川が氾濫し、床上浸水などの水害が繰り返し発生してきた。
放水路は、増水した五反田川のあふれた分を貯めるとともに地下トンネルを使って多摩川へ流すという事業で、1992年に着手した。東生田小学校西側に五反田川からの水が流れ込む 分流施設と分流立坑を設け、多摩水道橋下流に放流立坑と放流施設を建設、2つの施設を延長約2kmの地下トンネルで結ぶというもので、貯水量は学校のプール約670杯分の12万立方m、放水量は毎秒最大150立方mにもなる。5年後の2023年の完成をめざしており、時間降雨量90mmまで対応できるようになり、約340ha、約7100戸の浸水被害が解消される見込み。
参加者は、東生田小学校西側にある現場事務所で事業について説明を受けた後、ヘルメットをかぶって探検に出発。五反田川からの水が流れ込む場所に建設される沈砂池などの分流施設を見学(写真右上)。次いで直径約21m、深さ約60mの分流立坑(写真左上)の壁面に設けられた階段を伝って底へ下りた。その後、立坑の横に掘られた直径約8.7mもあるトンネルに入った(写真左下)。参加者たちは、小さな懐中電灯を頼りに根岸陸橋付近まで約500mを歩いて見学、トンネルの涼しさや静かさなど地上とはまったく違う環境を体感していた。
地下探検の後は、バックホウやクレーン車などの重機に試乗、係員から操作法の手ほどきを受けながら真剣な表情で操作していた(写真右下)。
参加した小学生は「トンネルへ下りる階段がちょっと怖かったけど、おもしろかった」「普段見られない施設が見られて、すごく興味がわいた。夏休みの自由研究の作文に書きます」などと話していた。
2018-08-26 in 02)イベント・催事, 04)教育・子ども , 08)経済・農業, 12)防災・安全, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0)
2018年8 月 7日 (火曜日)
狛江・多摩川花火大会は中止:台風13号の接近で
8月8日に開催予定だった「狛江・多摩川花火大会」は中止が決まった。台風13号の接近で荒天が予想されるため、主催者の狛江市観光協会が中止を決めたもので、順延もない。
有料席のチケット払い戻しは8月10日~31日に購入場所などで行う。
問い合わせは電話03(3430)1111狛江市観光協会事務局(狛江市役所地域活性課)(受付:8時30分~17時)。
2018-08-07 in 02)イベント・催事, 12)防災・安全, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0)
2018年4 月 9日 (月曜日)
川崎市麻生区で新一年生が1日署長:新百合ヶ丘駅前で事故ゼロ呼びかけ
交通ルールを守って事故をなくしましょう——川崎市麻生区の新百合ケ丘駅南口のバスロータリーで4月7日、区内の男女2人の小学新1年生が1日麻生警察署長になり道行く人に交通安全を呼びかけた。
写真=麻生区のゆるキャラ「かきまるくん」と敬礼する田中正博麻生警察署長(右端)、1日署長の松元さんと小松君
4月6日から15日までの「春の交通安全運動」の啓発キャンペーンとして、麻生区交通安全対策協議会が実施する恒例の行事。この運動は、毎年、新入学児童・園児の交通事故防止が重点となるため、同区では区内の小学校が輪番で新入学児童が1日署長を務めており、ことしで20回目となる。
今回は岡上小学校の小松耀君と松元律花さんが警察官の制服を着て、麻生警察署で田中正博署長から辞令を受け取った後、14時20分からペデストリアンデッキで催された出発式に参列した。会場には、禅寺丸柿をあしらった麻生区公認のゆるキャラ「かきまるくん」も参加、子どもの人気を集めた(写真左)。
出発式のセレモニーでは、主催者を代表して田中署長が「6日から春の交通安全運動が行われています。麻生署管内では昨年10月から死亡事故はありませんが、人身事故が増えており自転車事故が多いです。特に新入学児童は初めて一人で外を出歩くケースも多く、保護者は子どもたちに信号の確認な事故を防ぐことをしっかり教えてほしい。自転車は車と同じ扱いなので、交通ルールをしっかり守ってほしい」と事故を予防する話を交じえて挨拶した(写真左)。続いて4月1日に就任した多田貴栄区長が「5日に入学式が行われ、新入学児童は黄色いランドセルカバーをつけています。通学路に少し慣れた頃に事故が増えると言われていますが、黄色いカバーを見かけたら、おとなは子どもの安全に注意を払ってください」と呼びかけた。
その後2人の1日署長は「交通安全 スタート」と号令をかけ、参加した交通安全関連団体の約100人とともに用意したチラシと色鉛筆が入った袋約1,000個を道行く人に手渡した(写真右)。
2人は少し緊張しながらも「制服が着られて楽しかった」とニッコリ。買い物客などから「かわいい署長さんね」と声をかけられ記念撮影に応じていた。
運動期間中、同区では交通安全関連団体の委員らが小学校の通学路にあたる50カ所の交差点で朝の通学時間帯に街頭監視と児童の交通安全指導などを行う。
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2017年4 月 8日 (土曜日)
川崎市麻生区で新一年生が1日署長に:新百合ヶ丘駅前で事故ゼロ呼びかけ
交通ルールを守って事故をなくしましょう——川崎市麻生区の新百合ケ丘駅南口のバスロータリーで4月7日、区内の男女2人の小学新1年生が1日麻生警察署長になり道行く人に交通安全を呼びかけた(写真右)。
4月6日から15日までの「春の交通安全運動」の啓発キャンペーンとして、麻生区交通安全対策協議会が実施する恒例の行事。この安全運動は、毎年、新入学児童・園児の交通事故防止が重点となるため、同区では区内の小学校が輪番で新入学児童が1日署長を務めており、ことしで19回目となる。
今回は入学式を終えた金程小学校の八幡優満君と松石茜音さんが警察官の制服を着て、麻生警察署で田中正博署長から辞令を受け取った後、14時20分からペデストリアンデッキで催された出発式に参列した。会場には、禅寺丸柿をあしらった麻生区公認のゆるキャラ「かきまるくん」も参加、子どもの人気を集めた(写真左)。
出発式のセレモニーでは、主催者を代表して高橋署長が「6日から春の交通安全運動が行われています。麻生署管内では死亡事故はありませんが、昨日までに88件に人身事故がありその5割が高齢者です。子どもたちが通学路で事故に遭わないように教えてほしい、信号が点滅したら次を待つよう事故防衛してほしい。ドライバーや自転車はやさしい心で子どもや高齢者に気をつけてほしい」と挨拶した。続いて北島仁美区長が「春の交通安全運動は新入学児童に併せた活動を行っています。川崎市の新入学児童用は黄色いランドセルカバーをつけていますが、カバーを見かけたら注意してほしい。通学に慣れた1カ月後くらいが危なく、交差点で低学年の飛び出しが多いので、おとなが気をつけて欲しい。期間中は1件も事故のないよう取り組みたい」と話した。その後2人の子ども署長は「交通安全 スタート」と号令をかけ、参加した交通安全関連団体の約100人とともに用意した約1,000個のチラシと色鉛筆を道行く人に手渡していた。
2人は「少し緊張したけどすてきな体験ができて楽しかった」「制服が格好良く、色鉛筆が配れてよかった」と話し、買い物客などから「かわいい署長さんね」と声をかけられ記念写真の撮影に応じていた。
(写真=白バイで敬礼する右から田中署長、松石さん、八幡君)
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2016年11 月10日 (木曜日)
狛江消防少年団が夜回り:夜の街で「火の用心」呼びかけ
秋の火災予防運動が始まった11月9日夕、狛江消防少年団の団員や父母、狛江消防署員など約50人が小田急線狛江駅周辺などを午後5時30分頃から約1時間にわたって夜間パトロール、拍子木に合わせて「マッチ一本火事の元」などと叫びながら、道行く人たちに「火の用心」を呼びかけた。
写真=火の用心を呼びかける子どもたち
このパトロールは同少年団が毎年、火災予防運動の一環として行っている。
団員たち約30人は狛江消防署に集合、午後5時20分頃に同署を出発、狛江市役所前を経て狛江駅北口と南口などを回るコースと、松原通りから西野川,東野川を回るコースに分かれて約1時間にわたって夕方の街を歩き、防火を呼びかけた。この日は都心で木枯らし1号が吹くなど12月上旬並みの寒さで、通行人のなかには「ご苦労さま」と声をかける人もあった。
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2016年4 月 8日 (金曜日)
川崎市麻生区で新1年生が1日警察署長 : 「交通ルールを守ってね」交通安全を呼びかけ
交通ルールを守って事故をなくしましょう——川崎市麻生区の新百合ケ丘駅南口のバスロータリーで4月5日、この日入学式を終えたばかりの区内の男女2人の小学新1年生が1日麻生警察署長となり道行く人に交通安全を呼びかけた。
写真=啓発物を配る新1年生の1日警察署長と麻生警察署長
4月6日から15日までの「春の交通安全運動」の啓発キャンペーンとして、麻生区交通安全対策協議会が実施する恒例の行事。同運動は、毎年、新入学児童・園児の交通事故防止が重点となるため、同区では区内の小学校が輪番で新入学児童に1日署長を依頼しており、ことしで18回目となる。
今回は入学式を終えたはるひ野小学校の関口央理君と加藤玲菜さんが警察官の制服を着て、麻生警察署で三鬼洋二署長から辞令を受け取った後、14時20分からペデストリアンデッキで出発式に参列した。会場には、禅寺丸柿をあしらった麻生区公認のゆるキャラ「かきまるくん」も参加、子どもの人気を集めた(写真左)。
出発式のセレモニー(写真右)では、主催者を代表して三木署長が「6日から春の交通安全運動が行われています。麻生区は柿生駅列車事故による死亡事故は以外は死亡事故はありませんが、けが人がすでに100人織り、県全体では31人が死亡しています。人身事故の多くは、自転車を含めた二輪者と高齢者で半数に達し、自転車でもヘルメットは必要です。運動期間中は特に、一瞬で犯人と被害者になる交通事故をぜひ避けたい」と挨拶した。続いて4月1日に着任した北島仁美区長が「春の交通安全運動は新入学児童に併せた活動を行っています。川崎市はセレサ川崎から新入学児童用に黄色いランドセルカバーを贈られていますが、カバーを見かけたら注意してもらいたい。通学になれた1カ月後くらいが危なく、交差点で低学年の飛び出しが多いので、大人が気をつけて欲しい。期間中は1件も事故のないよう取り組みたい」と話した。その後2人の子ども署長は「交通安全 スタート」と号令をかけ、参加した交通安全関連団体の約100人とともに用意した約1,000個のチラシと色鉛筆を道行く人に手渡していた。
2人は「寒い日だったけど、でみんなが集まってくれてうれしかった」「チラシ配りは少し恥ずかしかったけど制服を着て楽しかった」と話し、買い物客などから「かわいい署長さんね」と声をかけられ記念写真の撮影に応じていた。
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