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2021年2 月23日 (火曜日)

川崎フロンターレがゼロックス杯2年ぶり優勝 : 終了間際に小林が劇的な決勝ゴール

G大阪MYZ_6631FUJI XEROX SUPER CUP2021(ゼロックス杯)が2月20日に埼玉県浦和市の埼玉スタジアム2002で行われ、昨年リーグ優勝の川崎フロンターレと2位のガンバ大阪が対戦した。試合は後半に追い付かれた川崎Fが、途中出場のFW小林悠(#11)が終了間際に劇的な勝ち越しゴールを決めて3対2で勝利、2年ぶりにタイトルを獲得、リーグ戦開幕に弾みをつけた。

写真=カップを掲げて勝利を喜ぶ選手たち(写真撮影 : すべて山本真人)

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三笘が先制ゴール

このカップ戦は、通常は前年のリーグ優勝と天皇杯勝者が対戦するが、川崎Fが両方のタイトルを取ったため、リーグ2位で天皇杯準優勝のG大阪との対戦になった。昨シーズンは、リーグ戦2回と天皇杯決勝の3回いずれも川崎Fが勝利している。
川崎Fのゼロックス杯出場は2年ぶり3度目で、2018年はセレッソ大阪に2対3で敗戦、2019年は浦和レッズに1対0で勝利し、カップ戦初のタイトルを獲得した。
試合は、立ち上がり直後はG大阪がコーナーキックを得るなどチャンスをつかみかけたが、川崎FもFWレアンドロ ダミアン(#9)がバイスクルシュートなどをきっかけに攻勢を強めた。G大阪のGK東口順昭(#1)の好セーブに阻まれるなどゴールがなかなか割れなかったが、29分にFW三笘薫(#18)が先制ゴール、さらに32分にもこの日2本目の追加ゴールを奪い、前半を2対0で折り返した。

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小林が決勝ゴール

後半は、G大阪が反撃、60分にゴール前の混戦からMF矢島慎也(#21)がゴールを決め1点差とした。川崎Fは中盤の選手2人を代えるなど防戦に努めたが、67分にペナルティーエリア内でハンドを取られG大阪のFWパトリック(#18)がPKに決めて同点となった。悪い流れを変えたい川崎Fは72分にレアンドロ ダミアンから小林、三笘からMF長谷川竜也(#16)に替えて3点目を狙ったが、攻めきれないまま、アディショナルタイムを迎えた。互いにチャンスは作ったがGKの好守に阻まれるなど、そのままPK戦になるかと思われたが、相手の裏に抜け出した小林の劇的なゴールで勝利をもぎ取った。
新型コロナウイルス感染防止の緊急事態宣言発出中のため入場者が大幅に制限されたが、4208人の観戦者たちは手拍子で選手を応援していた。
川崎Fの開幕戦は、他のクラブより1日早い2月26日19時からホームの等々力陸上競技場で横浜F・マリノスと対戦する。

 

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