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2016年12 月27日 (火曜日)
天皇杯準々決勝・川崎フロンターレがFC東京に2対1で勝利 : 9シーズンぶりに準決勝に進出
第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会準々決勝の4試合が12月24日に各地で行われ、川崎フロンターレは、調布市西町の味の素スタジアムで、FC東京と対戦した。
試合は、来シーズンFC東京へ移籍予定のFW大久保嘉人(#13)のゴールで先制したF川崎が2対1で勝利、2007年以来9シーズンぶりに準決勝に進出した。
準決勝は12月29日で、川崎Fは横浜市港北区の日産スタジアムで15時から大宮アルディージャと対戦する。
写真(撮影 : すべて山本真人)=20分、大久保嘉人の先制に喜ぶ川崎fイレブン
川崎Fは、クラブ創設20年の節目でリーグ戦はあと一歩のところでタイトルを逃しておいる。来季は監督も替わりエースの大久保が抜けるため最後のチャンスとなるこの大会にかける思いが強い。一方、東京はリーグ戦は9位と振るわなかったが、AFCアジアチャンピオンリーグに出場しラウンド16に進出、アディショナルタイムでベスト8を逃した悔しさを晴らすためにもACL連続出場を望んでおり、両チームともモチベーションは高い。
試合は、立ち上がりから川崎Fが攻勢に出てパスをつないでチャンスを作り、20分に右サイドをかけ上がったDF田坂祐介(#6)のセンタリングに大久保が反応して先制した。その後、東京の反撃をかわし、登里のインターセプトから28分にMFエウシーニョ(#18)が追加点を奪った。2失点した東京は、落ち着きを取り戻しMF中島翔哉(#39)を中心に反撃、前半を川崎Fの2点リードで折り返した。
川崎Fは72分に攻守にわたり活躍した登里からMF三好康司(#26)、83分に小林悠(#11)からDF板倉滉(#28)を投入、全員が高い守備意識で相手の攻撃をかわした。終了間際の90分には大久保を下げMF中野嘉大(#22)を投入したが、4分のアディショナルタイムが表示された直後に相手の直接フリーキックから平山にヘディングを許して1点差に迫られ(写真左中)、なおも反撃されたが守備陣が粘って守り切り準決勝にコマを進め、悲願のタイトルに望みをつないた。
試合後は、得点を挙げた大久保とエウシーニョが青いサンタ帽を被ってサポーターに笑顔で「このメンバーでやれるのは後2試合ナノでみんなで頑張る」とあいさつ、大きな拍手とコールを受けていた。
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