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2016年10 月 9日 (日曜日)
川崎市の麻生区地域功労賞に5氏 : あさお区民まつりの舞台で表彰
川崎市麻生区で地域のために尽くした人に感謝をと、10月9日のあさお区民まつり会場で9回目の「麻生区地域功労賞」の授賞式が行われ、川崎市麻生区上麻生の根占勝彦さん、同虹ヶ丘の大平律子さん、同白山の三浦清市さん、同万福寺の平島正一さん、同東百合丘の柳下美津子さんの5氏が表彰された。
写真=麻生区地域功労賞の(前列左から)三浦清市さん、平島正一さん、柳下美津子さん、(後列左から)根占勝彦さん、北沢麻生区長、大平律子さん
表彰式では、あさお区民まつりの特設ステージで北沢仁美麻生区長が、受賞者の根占さんらに賞状と記念品をひとり一人に手渡した。その後北沢区長は「長年にわたり地域の活性化のためにご尽力されて誠にありがとうございます。貴重な活動が皆様の得て表彰に至りました。日頃からこのような活動が『元気な町・麻生区のまち作りに』に大変貢献していただいたことに改めて感謝いたします。これからも引き続き、地域・麻生区・川崎市のためにさらなる力をいただきたればとお願いするところです」と祝いのことばを述べた。
受賞理由は
○根占氏は、新百合ヶ丘駅南町会の3代目会長として12年にわたり活躍、現在は顧問として後進の指導や相談に載っている。1994年から隔月に町内会広報を自ら執筆して発行し、地域で情報の共有することで会員相互の一体感を高めている。このほか市民交流館やまゆりの設立から運営に尽力、アートパークスをはじめ、町会美化活動に率先して参加、会員の相互理解や協力関係の維持を貢献した。
○大平氏は、長年にわたり青少年指導員として地域社会で青少年の健全育成の推進役として活動するとともに、虹ヶ丘3丁目団地自治会の役員を歴任。1998年から18年にわたり虹ヶ丘コミュニティルームの管理指導員としてボランティア活動を行っているほか、シニア団体「どっこいシニア」に在籍して会計係としても活躍、虹ヶ丘地区の幅広い年代層から大きな信頼を得ている。
○三浦氏は、長年にわたり正調安来節保存会どじょうすくい踊り師範資格をもっており、2011年に市民交流会「やまゆり」の公開講座「どじょうすくい踊りで健康づくり」の市民講師として活動した。この講座がきっかけで受講者が「健康ドジョウすくいの会」を設立し、同氏が引き続き踊りを指導するほか高齢者向けの施設訪問や市、区のイベントに出演して普及活動をしている。
○平島氏は、新万福寺町会で長年にわたり町会一斉清掃や七夕まつりなどの行事やイベントで道具の管理や休憩所の設営など縁の下の力持ちとして活躍する。また2005年から百合丘小学校のヤマユリ植栽事業に参加、児童から「百合のおじさん」として慕われ挨拶運動の手本となっているほか同士を集め町内の落書き消しを定期的に行い、町内会活動の活性化と地域と学校の連携強化に貢献している。
○柳下氏は、1996年ごろより東百合丘地区の65歳以上の独居者対象の食事会の食事作りのボランティアを続けるほか、麻生区文化協会の会員として長沢小学校で日本舞踊の授業を担当し、長沢小学校の運動会、長沢中学校の体育祭で麻生まつり唄の指導を20年以上継続している。このほかリハビリクラブのイベントいなどで盆踊りを指導、高齢者向けのボランティアに加え日本の伝統文化を若い世代に伝える活動で地域に貢献している。
地域功労賞は同区が2008年度に制定した制度。区内で地域や区のイメージアップなどに貢献する活動に地道に取り組み、他の表彰制度に該当しない個人または 団体に対し区が光を当てて功績を称えるもの。町会、自治会などから候補者を募集して区町会連合会、区社会福祉協議会、区文化協会役員などで構成する選考会で受賞者を選び、多くの区民に知ってもらうため、区民まつりの会場で表彰する。
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