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2016年3 月29日 (火曜日)
J2・FC町田ゼルビアは東京ヴェルディに1対0 : 鈴木孝司の初ゴールでダービー制す
明治安田生命J2の第5戦11試合が3月26日に行われた。FC町田ゼルビアは、アウェイの味の素スタジアムで東京ヴェルディと対戦、終了間際に途中出場のFW鈴木孝司(#9)が今季初ゴールを決めて1対0で劇的に勝利。町田から駆けつけたサポーターを湧かせ、3連勝で順位を2つ上げ5位になった。
写真(山本真人、安永能美)=90分、勝ち越しのコールを決めて喜ぶ町田FW鈴木孝司(#9)
少年サッカーの世界で昔から何度も対戦し優勝を争ってきたことから「東京クラシック」と名付けられたダービー。7位の町田と9位の東京Vの4年ぶり3回目の対戦。勝ち点差はわずかに1のため結果によっては順位が入れ替わる可能性が高い試合だ。
スタジアムはホームの東京Vに負けないほどの大勢の町田サポーターが応援グッズを身につけ参戦、5,166人が試合を観戦した。
町田は、DFカルフィン ヨン ア ピン(#37)がセンターバックで初先発、けがから復帰した孝司(#9)がベンチ入りした。
試合は前半、攻守の入れ替わりが激しく両チームともボールを前戦に送れず攻めきれない状態が続いた。町田は、36分にFW戸島章(#23)に替えけがから復帰したFW鈴木孝司(#9)がピッチに入ったがその後もチャンスを作れず、シュート数が町田3本、東京Vが0というもの足りない試合運びで前半を0対0で終えた。
後半は攻撃が活性化したものの、ラストの精度が足りないのに加え互いに守備陣がしのぐ時間が続いた。町田は78分にMF鈴木崇文(#17)に替えFW中村祐也(#11)、85分にMF谷澤達也(#8)からMF重松健太郎(#39)がピッチに入り攻撃の回数が増した。
引き分けのムードが漂うなか、町田は90分にコーナーキックの混戦で孝司が左足で待望のゴールを決め、4分のアディショナルタイムをしのいでダービーを制した。
試合後の会見で相馬監督は「我々より、サポーターの方が、東京クラシックへ思いが強く、それが届いた」と笑顔で振り返った。
2016-03-29 in 02)イベント・催事, c)町田市, h)東京都, スポーツ | Permalink