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2016年1 月11日 (月曜日)
狛江市で成人式 : 382人が晴れ着で参加、社会人の決意新たに
狛江市の成人式が「成人の日」の1月11日、小田急線狛江駅前のエコルマホールで催され、晴れ着に身を包んで参列した新成人たちは社会人としての決意を新たにするとともに、久しぶりに会う同級生との歓談を楽しんでいた。
写真=誓いの言葉を手渡し高橋市長と握手する新成人
同市の新成人は704人で、式典には小・中学校時代を狛江で過ごし、狛江市で出席したいと連絡のあった735人に案内状を出し382人が参加した。
同市の成人式は1998年から公募した新成人による実行委員が企画・運営しており、セレモニーが短いのが特色で、3部形式で実施される。実行委員らがSNSやLINEなどITを使って参加を呼びかけおり、市外在住者でも市内の中学校卒業生の参加も認めているため、毎年対象の半数以上が参加している。
ことしは大間瑠偉委員長のほか10人の委員が9月から準備を進め、当日の司会・進行を担当した。
第1部の式典では、主催者を代表して高橋都彦市長が「成人おめでとうございます。皆さんの生まれた年には阪神淡路大震災が起きました。ことし7月には参議院選挙が行われますが、ことしから法律が変わって皆さんが一番若い選挙人ではなくなりましたが、よく考えて国の未来を託せる人を選んで下さい。人生の先輩として言うと、この年齢になるまであっという間でした。一度きりの人生を大切に歩み、時代の変化に対応しながら、古き良く物は残しつつ、変えるべき物は柔軟な頭で対応して、悔いのない人生を歩んでください」とはなむけの言葉を贈った。
これにこたえ、新成人代表の齋藤利香さんと雪代弘太さんが「いま私たちは思い思いに学校や仕事と向き合い生きていく目標がある人、まだ探している人など、それぞれが自分に向き合い、社会に貢献できるよう努力しています。狛江という小さな市で育ち、小さいがゆえに団結して努力することのすばらしさを学ぶことができました。成人を迎え、今後の日本を支えるために日々精進して努力していきます」と誓いの言葉を述べ(写真左)、約20分で式典を終了した。
第2部では、狛江第二中学校ダブルダッチ部の1、2年生とOBの高校生が華麗な演技を披露、新成人たちは後輩の演技に盛んな拍手を贈っていた。その後クオカードが当たる○×クイズ、温泉券やディズニーランドのペアチケットワインなどが当たる抽選会、小・中学校の行事の写真や教師からのビデオレター投映などのアトラクションが行われ、会場はなごやかな雰囲気に包まれていた。
エコルマの多目的ホールで行われる第3部では、中学時代の教師らも参加、かつての級友や恩師と久しぶりに再会、写真を取り合ったり近況報告に花を咲かせていた。
2016-01-11 in 02)イベント・催事, 10)社会, a) 狛江市のニュース | Permalink