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2015年10 月 1日 (木曜日)
J3・FC町田ゼルビアが藤枝MYFCに2対1 : FW2人の活躍で後半に逆転
明治安田生命J3第31節の6試合が9月27日に各地で行われ、FC町田ゼルビアはアウェイの袋井市愛野のエコパスタジアムで藤枝MYFCと対戦した。町田は前半に失点したものの後半にFW2人が2得点して逆転勝利した。1位のレノファ山口も勝利したため勝点差は前節と同じ6だが、3位のAC長野パルセイロが引き分けたため、3位との勝点差は8に広がった。
写真(撮影 : 全て山本真人)=77分、逆転となった町田FW鈴木孝司(#9)のPK
タイトな日程となった3連戦の最後のアウェイゲーム。町田は前の2試合が、山口との首位攻防戦に続き五輪代表候補がメンバーの最強J-22とシビアな相手と戦いで体力を消耗しており、3戦目のこの試合は昇格のためには負けられない。一方の藤枝は、3連敗しておりホームでの敗戦は避けたいところだ。
昼の試合とあって町田からも大勢のサポーターが駆けつけ、競技場には1,406人が観戦した。
試合は前半、町田は前の2試合の疲れと藤枝の体を張ったプレスに苦戦、11分に守備を崩されポストに当たったシュートの跳ね返りをMF越智亮介(#19)に推し込まれ先制を許した(写真右)。その後ボールを保持する時間は増えたが、前半を0対1で折り返した。
町田は、ハーフタイムに先発のMF重松健太郎(#39)とFM戸島章(#23)を下げ、MF松本純土(#20)、FW久木野聡(#38)を送り出した。この交代がチーム全体を活性化させて運動量が増え、59分にFW鈴木孝司(#9)のパスを受けた久木野がゴールを決めて同点となった。
振り出しに戻った試合は、次第に町田ペーストなり、74分にペナルティエリアに走り込んだ孝司を藤枝GK朴一圭(#1)が倒して(写真左下)一発退場、町田にPKが与えられた。藤枝はFW満生充(#5)が退き、GK田島昇太(#26)を入れた。町田は77分に孝治がPKを決めて逆転、その後10人となった相手の反撃を防いで勝利した。
試合後、相馬直樹監督は「連戦の最後で厳しいゲームになりましたが、サポーターの声援と存在が選手たちを走らせてくれて、戦わせてくれたと思っています。ゴールと逆転勝利を呼び込んでくれたサポーターに感謝を申し上げたい。試合は連戦と前節のハードゲームを勝ち切ったことの影響もあり、重いゲームの立ち上がりになり、先に失点をしてしまいそれでも次第にチャンスを作りましたが決め切ることができずに前半を0-1で折り返しました。後半に向けて選手を入れ替え、ネジを巻いて送り出して、これだけ来てくれたサポーターの前で意地を見せてくれと送り出し、選手たちはよくひっくり返すゲームをしてくれたと思います。
あまりほめられたことではないのかなと思いますが、僕にとっては一番声を枯らしたゲームでしたが、勝ち点3を取ってくれたこと、この前のゲームで満足しているのではないことを選手たちがギリギリのところで見せたことに感謝したい。我々は次節1試合空きますので、そこから先の7試合に向けて良い準備をして今日の勝利を今後に生かしていきたい」と振り返った。
町田は、32節の試合は休みで、次のホームゲームは33節10月11日16時からカターレ富山と対戦する。
2015-10-01 in 02)イベント・催事, c)町田市, h)東京都, スポーツ | Permalink