« 狛江市で10月23日に安保法制テーマに憲法学者・小林節さんが講演 : こまえ九条の会などが主催 | メイン | 天皇杯・川崎フロンターレが京都サンガFCに3対0 : 攻撃力の違いを見せ4回戦へ »
2015年10 月15日 (木曜日)
川崎フロンターレ : 創立20周年記念イベントなどを発表
2016年にクラブ創立20周年を迎える川崎フロンターレが、10月14日に川崎市中原区の等々力陸上競技場で記念プロジェクト事業について記者会見を行ない、来季のユニフォームやキャッチフレーズなどを発表した。
ユニフォームは「原点回帰」で青、黒の縦縞に白の細いストライプが入ったクラブ創設当初のデザインに決まり、ビッグフラッグの制作やサポーター投票で選出したOB選手のドリームマッチなどを行う。
写真=2016年のユニフォームを着る板倉滉選手とキャッチフレーズ入りの20周年記念ロゴを持つふろん太
同クラブは20周年記念事業を実施するにあたり、(株)川崎フロンターレ、川崎フロンターレ後援会、川崎フロンターレ連携・魅力づくり事業実行委員会、川崎市市民・こども局市民スポーツ室、川崎市サッカー協会、ファン・サポーター有志の6者で構成する「川崎フロンターレ20周年記念事業実行委員会」を9月20日に立ち上げた。
天皇杯3回戦試合前に行われた記者会見には、同実行委員会委員長に就任した紀中靖雄川崎フロンターレ連携・魅力づくり事業実行委員長、猪熊俊夫川崎市商店街連合会会長、八巻哲男川崎市サッカー協会理事長、青井満川崎市市民・こども局市民スポーツ室課長、相原勝川崎フロンターレ後援会常任理事長のほか、藁科義弘川崎フロンターレ社長が出席。
初めに紀中委員長が「川崎フロンターレは地元川崎市民とともに歩んできました。関係する皆様とともに20周年にはフロンターレらしいイベントをともに作り楽しんでいきたい」と挨拶、キャッチフレーズやイベント内容を説明した(写真右)。
キャッチフレーズは、10周年にも採用された「CHALLENGE THE FUTURE」。ロゴデザインは、ポケットのような形にキャッチフレーズと星が輝く宇宙をイメージしたなかに数字の20をあしらっている。このデザインについて大塚いちお川崎フロンターレ・ファミリーアートディレクターが「タイトルをイメージする星を使用して輝く宇宙を未来の象徴しました。等々力競技場が、子どもたちが未来を夢見る場所であり続ける願いを込めフロンターレから得た宝物のような瞬間を持ち帰れるようにと考えデザインしました」と説明した。
主な事業は、高さ15m、長さ145mの日本最長クラスとなるビッグフラッグの制作とOBによるドリームマッチの2つ。ビッグフラッグは10周年の約2倍の長さで、10月24日の横浜F・マリノス戦と11月22日のベガルダ仙台戦のホームゲーム時にサポーターから募金(1口500円)を広く集める予定。募金の目標額は500万円で、募金者には記念のブルーバンドを贈呈する。ドリームマッチは、約200人の0Bから選抜しファン・サポーターによる出場投票を行い、来季の試合スケジュールに合わせて日程を調整して公式戦の前座試合として実施する。
続いて猪熊商連会長が、10周年を上回る3,000枚のタペストリーを商店街に掲出して川崎市内全域でフロンターレの20周年を祝い活気あふれる商店街を形成したいと話した。また、後援会は20年間継続して会員はゴールド、10年以上の継続会員にはシルバー、10年未満は通常の青の会員証を発行する。
藁科社長は、同社主催の独自事業として東日本大震災以来支援を続けことし9月に「高田フロンターレスマイルシップ」と名付けた友好協定を結んだ岩手県陸前高田市で選手のスペシャルマッチを実施することを明らかにし、日程、規模を調整中と話した(写真右下)。
会見最後にはユース出身の板倉滉選手が新ユニフォームで登場「僕も1997年生まれなので感慨が深い。OBの思いを背負ってタイトル獲得に貢献したい」と話し笑顔でフォトセッションに応じた。
2015-10-15 in 02)イベント・催事, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, スポーツ | Permalink