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2015年9 月22日 (火曜日)
J3・FC町田ゼルビアがレノファ山口に1対3 : 痛い敗戦で勝点差は9に
明治安田生命J3第2節の6試合が9月19日と20日に各地で行われた。第2日程の2位FC町田ゼルビアは町田市野津田の町田市立陸上競技場で首位のレノファ山口と対戦、1対3で敗戦し勝点差が9と広がった。
写真=80分、3点目に喜ぶ山口の選手と落胆する町田の選手
町田は前節の盛岡戦で追いつかれて引き分けたが、首位の山口が負けたため勝点差が6に縮まった。首位は自動的にJ2に昇格するため、町田は天王山のこの一戦に勝利して勝点差をさらに縮め山口にプレッシャーをかけたいところ。一方の山口は町田との対戦で今季2敗しており、リーグ戦でも2連敗中と調子がやや下向きだが、同じ相手に3敗は避けたいところだ。
リーグ戦終盤で、優勝の行方を左右するこの対戦には、山口側のメディアやサポーターも大勢駆けつけ5,191人が観戦、試合前から熱心な応援を繰り広げていた。
町田は、前節出場停止のFW鈴木孝司(#9)がスタメンでFW久木野聡(#38)と2トップ、一方の山口は、昨季まで町田でプレーしたMF庄司悦大(#44)と13年に在籍し現在J3得点王の岸田和人(#9)がワントップで先発出場した。
試合は、両チームとも立ち上がりから攻撃的な展開で開始直後には接触プレーを巡り一触即発の雰囲気もあったが(写真右上)徐々に落ち着いた。町田は何度かあったコーナーキックなどのチャンスに決められず、次第に好守の切り替えの早い山口を追う展開となり、36分に山口の岸田に先制ゴールを許し前半を0対1で折り返した。
後半、町田は久木野のパスを受けたMF鈴木崇文(#17)が見事なシュートで同点(写真右下、撮影 : 山本真人)に戻し追い上げムードを高めた。64分にはMF重松健太郎(#39)からスピードがあるMF宮崎泰右(#18)に替えが、68分に岸田を倒してPKを与え、これを福光隆貴(#7)に決められ山口に再びリードされた。町田は、流れを変えるため久木野に替えMF遠藤敬佑(#8)を投入、MF松本怜大(#19)から平智広(#4)に変更するも、80分にMF平林輝良寛(#39)にダメ押しのゴールを決められ、終盤には、DF深津康太(#5)を前線に送りパワープレーを試みたが、ゴールを奪うことができず敗戦した。
町田の次の試合は、9月23日17時30分からJリーグアンダー22と対戦する。
この試合は、リオデジャネイロオリンピックサッカー世代の実践と位置づけられ、U21の手倉森誠監督がコーチとしてベンチ入りし、大島僚太(川崎フロンターレ)、野津田岳人・浅野拓磨(サンフレチェ広島)などJ1でも活躍している選手が招集されており、見逃せない試合となる。
2015-09-22 in 02)イベント・催事, c)町田市, スポーツ | Permalink