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2014年12 月13日 (土曜日)
川崎市麻生区で交通安全運動にウルトラマンが登場 : 人気にあやかり大勢の人垣
異星人救世主の力を借りて交通安全の輪を広げようと、川崎市麻生区の新百合ヶ丘駅南口のペディストリアンデッキで年末の高越安全運動を前に12月10日、ウルトラマンとウルトラマンギンガが登場する交通安全キャンペーンが行われた。
写真=新百合ヶ丘南口でウルトラマンらと握手する事故防止啓発チラシを持った子どもたち
川崎市内の各警察署では忘年会など飲酒の機会が増える12月11日から20日まで年末の交通事故防止運動を行っている。麻生警察署では毎年、期間中は「無事故で年末 笑顔で新年」 「自転車も 乗れば車の 仲間入り」「醒めたはず その思い込みに 魔が潜む」の3つのスローガンを掲げ、駅周辺や幹線道路で啓発活動を繰り広げる。
キャンペーンは、区役所、同区交通安全教会などで構成する麻生区交通安全対策協議会が主催、円谷プロダクション、川崎市消防音楽隊などの協力で実施された。南口のカマキリ像前の広場に関係団体の会員約120人が参加、多田昭彦麻生区長、川田安男麻生警察署長らが交通事故ゼロに向けて挨拶(写真左)し、麻生区交通安全母の会副会長が飲酒運転、自転車事故の防止、シートベルトとチャイルドシートの着用を呼びかける宣言文を読み上げ、拍手で採択した。
その後、市消防音楽隊がアニメソングの「帰ってきたウルトラマン」の演奏を始めると特別ゲストのウルトラマンとウルトラマンギンガが会場に現れ、集まった子ども達から歓声があがった。ウルトラマンらは子どもたちとの握手会を行う間、音楽隊がなじみのアニメソングを演奏、交通安全対策協議会の会員らが子どもや通行人に来年のカレンダーと啓発チラシなど配布物を1,000部配った。
主催者によると、多くの子どもたちにウルトラマンとのふれ合いを楽しんでもらおうと区内の保育園などに事前に呼びかけたため、会場には幼児や小学生、ウルトラマンのファンのおとなが大勢集まり30分あまりで配布物を配り終えた。なかには子ども時代にテレビで見て育ち、親子でファンにという家族も多く、「パパのために写真を撮ろう」と子どもに話しかける母親やウルトラマングッズを持参でウルトラマンの衣装を着た幼児もいた。川崎市内でウルトラマンが参加する交通安全キャンペーンは初めてだったが、主催者は「予想を超える喜ばれ方」とウルトラマンの人気に驚いていた。
円谷プロダクションの広報によると2011年の東日本大震災後には被災地の子どもたちを支援するため「ウルトラマン基金」を創設、主に東北地方を中心に防災や安心安全など地域全体で行うキャンペーン活動の協力を行っており、今回の話が持ち込まれその一環としてウルトラマンの出演が実現したという。
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