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2014年10 月 7日 (火曜日)
J3・FC町田ゼルビアがガイナーレ鳥取に1対2 : 逆転負けで3位に転落
明治安田生命J3リーグ第27節の6試合が10月4日と5日に各地で行われ、FC町田ゼルビアは町田市野津田の町田市陸上競技場でガイナーレ鳥取と対戦した。町田は前半のアディショナルタイムで先制したが、後半2ゴールを許して逆転され1対2で破れ、勝点2差で3位だったAC長野パルセイロが勝利したため3位に後退した。
写真(撮影 : すべて山本真人)=強い雨と水たまりの中で懸命にボールを運ぶ選手ら
2位町田と、1年でJ2復帰を目指す鳥取との好カードだったが、台風18号の影響による朝からの強い雨にたたられ、観客は2,012人いつもよりだいぶ少なかったが、チームの勝利を願うサポーターは雨カッパなどを着込み熱心に応援していた(写真左)。しかし競技場はあちこち水たまりができるほどの状態で、ピッチコンディションが心配された。町田は守備の要DF深津康太(#5)が累積警告で出場停止、DFペ デウォン(24)が先発出場した。
試合は立ち上がりに、鳥取の193cmの長身FWハマゾッチ(#39)をターゲットに長いボールを入れる攻撃に町田は苦戦したが、徐々にリズムを取り戻しチャンスを作り始めた。39分にFW久木野聡(#38)が倒されて得た鈴木孝司(#9)のPKを鳥取GK小針清允(#48)が阻止。町田はいやな流れになったが、アグレッシブさを保ち45+2分に鈴木のボールを受けたMF戸高弘貴(#29)がドリブル突破でゴールを決めて先制した。
後半、町田は自チームサポーターが陣取る側に攻め込んだが、ペナルティエリア付近に多くの水がたまって苦戦。一方、鳥取は比較的ましだった町田陣内で61分にGK高原寿康(#21)が処理したこぼれ球をMF安田晃大(#21)が右足で押し込み同点(写真左下)、さらに76分にはCKのチャンスからハマゾビッチがヘディングゴールを決め逆転した。
ホームで負けられない町田は、80分に久木野からFW木島徹也(#14)、83分にMF庄司悦大(#10)からケガあけのMF大竹隆人(#13)、87分には戸高からMF稲垣雄太(#32)とフレッシュな選手を投入して打開を図ったが、ゴールを割ることができなかった。
試合後の会見で相馬直樹監督は「選手はよく戦ったが、勝利に結びつけられなかったのは僕の力不足」と振り返り「ここで下を向くことなくまだ上に行くチャンスはありますので、選手たちと一緒にしっかりと切り替えてやっていきたい」と悔しさを押しころして話した。
町田の次のホームゲームは、10月12日13時から首位のツエーゲン金沢と対戦する。
2014-10-07 in 02)イベント・催事, c)町田市, h)東京都, スポーツ | Permalink