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2014年4 月16日 (水曜日)
J3・FC町田ゼルビアがツエーゲン金沢と引き分け : 激しい風雨に耐え完封、2位に浮上
明治安田生命J3リーグ第6節の6試合が4月13日に各地で行われた。前節首位に浮上したFC町田ゼルビアは町田市陸上競技場でツエーゲン金沢と対戦、金沢の堅い守りを崩せず0対0の引き分けに終わった。前節3位のガイナーレ鳥取が勝利したため、町田は勝ち点は並ばれたが得失点差でかろうじて首位をキープした。
写真=後半、ゴール前に攻める町田と守る金沢(撮影 : 山本真人)
町田は前節、勝ち点10でトップだったグルージャ盛岡に勝利して勝ち点11となり2010年以来4年ぶりに首位にたった。一方の金沢は、ホームスタジアム改修のための日程変更で1試合少ないが勝ち点7の6位。ともに失点が町田2、金沢3と少なく安定した戦いをしている。競技場には2,968人が来場した。
町田は、前節で負傷退場したDF原田圭輔(#7)の代わりにDFペ デウォン(#24)を投入、最終ラインを少し変えて臨んだ。町田は序盤にFW木島徹也(#14)らが何度かチャンスを作ったが、昨シーズンまで町田所属だった金沢DF太田康介(#5)らの厳しいマークにあった。その後金沢のカウンター攻撃でコーナーキックなどのチャンスを与えたが、高い守備意識で守りきり(写真左)前半を0対0で折り返した。
後半、町田はMF鈴木崇文(#17)、大竹隆人(#13)ら2列目の選手が激しく動いて攻勢となったが、金沢の堅い守りを崩せずこう着状態が続いた。ホームで勝ちたい町田は流れを変えるため、78分にMF庄司悦大(#10)と木島を下げ、スピードが売り物のFW齋藤翔太(#15)と突破力のあるMF戸高弘貴(#29)を投入したが、エースの鈴木孝司(#9)が相手DFに囲まれて強いシュートが打てないなどラストチャンスに恵まれず無得点の痛み分けとなった。
試合後の会見で「前節の勝ちをホームにつなげようと臨んだ一戦でしたが、チャンスがありながら勝ち切れなかったという部分と負けの無い状態を続けることが出来たという、両方だったのかなと感じています。点を取るためにチーム全体としてもう半歩前がかりになる必要がある」と悔しさを押し込めて話した。
次のホーム試合は4月26日13時からサンダー22選抜と対戦する。
2014-04-16 in 02)イベント・催事, c)町田市, スポーツ | Permalink