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2014年3 月12日 (水曜日)
J3・FC町田ゼルビアが藤枝MYFCに3対0で快勝 : 完封勝利でホーム開幕飾る
今シーズン創設された明治安田生命J3リーグ(J3)が3月9日に開幕、FC町田ゼルビアは、町田市立陸上競技場で藤枝MYFCと対戦した。町田は開始25秒でMF遠藤敬佑(#8)がJ3リーグ第1号となる記念すべきゴールで先制、そのままの勢いで追加点を重ね3対0で快勝、ホーム開幕戦を白星で飾った。
写真=開始直後に先制ゴールを挙げ喜ぶ町田MF遠藤敬佑(#8 右端)とイレブン
14人と大型補強した町田の先発メンバーは、1年ぶりに古巣に戻ったMF鈴木崇文(#17)を含めて6人が新加入選手。
試合は立ち上がりから攻撃的な町田が速いパス回しでチャンスを作り、鈴木崇文のパスを受けた遠藤があざやかにゴールを決め、町田のサポーターを沸かせた。先制点で勢いづいた町田はその後もチャンスを作り続け、27分にはFW鈴木孝司(#9)がPKのチャンスを得たが失敗したものの、前半を1対0で折り返した。
町田は後半もボールを支配し、53分に遠藤のクロスボールに鈴木孝司が反応、追加点を奪った。町田は前半負傷退場した鈴木崇文と交替した新卒のMF戸高弘貴(#29)が献身的に走り回ってボールを保持、57分にだめ押しの3点目を決めたFW木島徹也(#14)のゴールをアシストするなど新加入組の活躍が光った。その後、藤枝は攻撃的な選手を投入、町田も後半に3人の選手を送り出してシステムを替えたが、ゴールは生まれなかった。
競技場には、この日を待ちわびたサポーターが大勢かけつけ4,569人が観戦。試合前には石阪丈一町田市長が挨拶、町田のサポーター側に向かってボールをける始球式を行った。始球式には、町田市出身で町田と藤枝の両チームで選手として活躍した後、2013年から町田スタッフを務める齋藤貴之さんがゴールキーパー役となり、両チームのサポーターから温かな拍手が贈られていた。
試合後の会見で相馬直樹監督は観客や開幕準備の人々に感謝の言葉を述べてから「あんなにすぐ点が取れるとは思っていなかった。チームに落ち着きと勢いを与えてくれるゴールだった。この勝点でひとつ車輪が動いたかなと思う。ただ、長い目で見れば33分の1なので、これから先、チームみんなで精進しながら行きたい」と落ち着いた表情で話していた。
次のホーム試合は、3月16日13時から昨年JFLで優勝した長野パルセイロと対戦する。
2014-03-12 in 02)イベント・催事, c)町田市, スポーツ | Permalink