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2012年6 月17日 (日曜日)

狛江市長・市議補選がスタート:矢野市政継承か脱却かを争点に、24日に投開票

  狛江市の市長選挙と市議会議員補欠選挙が6月17日告示され、24日の投票まで1週間にわたり激しい選挙戦が展開される。任期満了にともなう市長選には、いずれも無所属新人で元東京都職員の高橋都彦氏(たかはし・くにひこ、60)=自民、民主、公明、生活クラブ推薦、前狛江市議会議員の田辺良彦氏(たなべ・よしひこ、47)=共産推薦が立候補した。また、田辺氏が市長選出馬のため辞職したのにともなう市議会議員補欠選挙には、やはり無所属新人で自営業の絹山達也氏(きぬやま・たつや、66)、会社役員の山田拓史氏(やまだ・たくじ、45)が立候補を届け出た。

 


120617takahashi120617tanabe市長選は矢野市政からの脱却と財政立て直しを訴える高橋氏(写真左)と、継承・発展を訴える田辺氏(写真右)が接戦を繰り広げている。また、市議補選も絹山氏は田辺氏と、山田氏は高橋氏と足並みをそろえて選挙戦を繰り広げており、激しいつばぜり合いを演じている。
矢野市政が4期16年にわたって続いた後だけに、狛江市の将来を決める重要な選挙だが、市民の関心はいまひとつ。両陣営とも、今後どれだけこうした市民の関心を引き付けられるかが、課題といえそうだ。
狛江市の有権者数は6月16日現在で64700人(男31485人、女33215人)。
投票は24日7時から20時まで行われ、即日開票される。

高橋氏は小田急線狛江駅北口で出陣式を行い、道行く買い物客などに財政再建の必要性や水道局用地の防災公園化、都や周辺自治体との協力関係の構築などを訴えた。また、「落下傘候補」という批判に対して、「しがらみがないからこそ改革ができる」と語り、「空白の16年間を取り戻し、夢と希望の持てる狛江にしたい」と支持を呼びかけた。会場には約500人の聴衆が集まり、応援に駆けつけた推薦政党の国会議員や都議会議員らが「狛江では知名度が低いが、都の職員として豊富な実績がある」などと力説していた。
一方、田辺氏は市役所前で第一声を上げ、詰めかけた約400人を前に、これまで取り組んできた財政健全化への実績を強調するとともに、矢野市政の市民本位の政治を受け継ぐとともに、防災センターの整備などの防災対策の強化、子どもや高齢者が安心して暮らせる狛江にするため、特別養護老人ホームの建設推進などを掲げ、矢野市政をさらに発展させていくと決意表明した。矢野市長も応援に駆けつけ、「市議会から私の市政を支えてくれたので、後を託せるのは田辺さんしかいない」とエールを送った。

2012-06-17 in 06)政治, 10)社会, a) 狛江市のニュース, 時事問題 | Permalink

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