ナビスコカップ予選リーグ、川崎フロンターレはジュビロ磐田に敗戦：決勝トーナメントへの進出ならず

ナビスコ予選リーグ第6節の6試合が6月9日に行われ、Aグループの川崎フロンターレは川崎市中原区の等々力陸上競技場でジュビロ磐田と対戦、1対0で敗れた。川崎は予選リーグが今節で終了し、1勝1分け4敗、勝点4、得失点差−4でグループ最下位となり、決勝トーナメントへの進出は果たせなかった。

写真＝25分、磐田に先制され、肩を落とす川崎の選手

第5節で敗れて予選敗退が決まり、消化試合となった川崎は、リーグ戦に向けてホームで勝ちたいところ。一方の磐田はAグループの他の2チームと勝点9で並んでおり、混戦から抜け出して決勝トーナメントに進出するためにも落とせない試合。
雨の中で行われた試合は、磐田が前半ペースを握って川崎陣内に攻め込んで再三チャンスを作り、25分にはFW山崎亮平＃9が待望の先制点をあげた。対する川崎はパスが通らず、ピンチが続いたが、GK西部洋平#21、DF井川祐輔#4らがしのいで前半を1対0で折り返した。この間、39分に相手選手と交錯したDF登里享平#23が負傷退場、DF田中雄大#24と交替した。
川崎は後半システムを変え、パスが通るようになったが、相手の好守とフィニッシュの精度に欠けゴールを割れない。終了間際にカウンターからピンチを招いたが、なんとかクリアして1点差で試合を終えた。
次回のホームゲームは6月23日19時からリーグ戦15節横浜Ｆ・マリノスと対戦する。

写真＝後半、相手陣内に攻め入るFW小林悠#11