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2012年2 月25日 (土曜日)
川崎市麻生区の新百合ヶ丘駅南口:愛称は「リリエンヌ通り」「ゆりてらす」
川崎市麻生区の新百合ヶ丘駅改札口から南口の新百合マプレ商店街を結ぶメインストリートは「リリエンヌ通り」、ペデストリアンデッキ上にあるカマキリの彫像「ふるさとの詩」があるスペースは「ゆりてらす」と、それぞれ愛称が決まった。
写真=kirara@アートしんゆり2011バレンタインイベントで行われたネーミングコンテストの表彰
愛称は、新百合ケ丘駅周辺を多くの人に愛される場所にしようと川崎新都心街づくり財団と「kirara(きららっと)@アートしんゆり2011」イベント実行委員会が「ネーミングコンテスト」を実施、2011年11月25日から2012年1月15日まで全国から公募した。
ストリートには983件、広場には895件の愛称が寄せられ、この企画を進めた東京都市大学、昭和音楽大学、専修大学の学生9人が一次選考して候補を各15点に絞り込みんだ。
その後、川崎新都心街づくり財団で新百合ヶ丘タウンマネージメント研究会を進める平本一雄・東京都市大学教授を委員長に、下八川共祐・昭和音楽大学理事長と中島眞一・川崎新都心街づくり財団理事長、白井勇・「kirara@アートしんゆり」実行委員長が最終選考を行い、メインストリートは「リリエンヌ通り」とスペースは「ゆりてらす」にそれぞれ決まった。同じ愛称を寄せた応募者から抽選で、メインストリートは川崎市多摩区の主婦・長村久美子さん、スペースは世田谷区代田の作詞家・保岡直樹さんが命名者に選ばれた。
愛称と命名者は、2月12日にイルミネーションのフィナーレを飾り新百合ヶ丘南口ペディストリアンデッキ中方広場で行われたイベント「kirara@アートしんゆり2011 バレンタインイベント」で発表が行われ、阿部孝夫・川崎市長と平本教授から2人に記念品が贈られた。
長村さんは「新百合ケ丘には買い物などで毎週のように来ています。港区の白銀周辺に住む女性や買い物客を『シロガネーゼ』と呼ぶところから思いつき、フランス風しようと考えました。なじみの場所に自分の名称が選ばれてうれしい」、保岡さんは「沿線に住んでいるので、新百合ケ丘には何度か来ています。光を照らす場所とテラスをかけ合わせましたが、主催団体の若いスタッフが熱い思いで考えた企画でまちづくりに参加できてうれしく思います」と話した。
会場では、表彰式の前後にミニコンサートが開かれ、スティールパンを演奏する「パンポップパラダイス」がラテン音楽などを、ピアノと歌のデュオ「ファイコ」が麻生区のイメージソング「かがやいて麻生」や東北大震災復興応援ソング「Start Line」を歌い、買い物客などが立ち止まって演奏を聴いていた。
イルミネーション期間中には、東日本大震災の被災地・仙台で行われている日本の街路樹イルミネーションの草分けの『2011SENDAI光のページェント』への募金活動も行った。
写真=パンポップスパラダイスの演奏、ファイコの演奏、被災地への募金活動
2012-02-25 in 02)イベント・催事, 09)市民活動, 11)まちづくり, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink