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2012年1 月16日 (月曜日)
狛江市の多摩川河川敷で小正月行事のどんど焼き:大きな炎に喚声
狛江市の多摩川河川敷で1月15日午前、伝統の小正月行事「どんど焼き」が行われ、見物の市民は、大きな炎を上げて燃える小屋に喚声を上げていた。
写真=河原で催されたどんど焼き
狛江市ボーイスカウト連絡協議会(服部英広会長)が「地域の伝統行事を次の世代に伝えよう」と1986年から毎年催している新年恒例の行事で、市内でただ1カ所のどんど焼きとして市の後援も得て続けられている。
同市内では50年ぐらい前まで各地域ごとに小正月に「セイノカミ」と呼ぶどんど焼き行われていたが、都市化につれて場所がなくなり姿を消した。
小田急線鉄橋下流の多摩川緑地公園グランドわきに、前日に河川敷で刈ったカヤや竹などで団員が半日がかりで高さ数メートルの小屋を組み上げ、当番の子どもたちが泊まり込んだ。
市内の伊豆美神社の宮司がおはらいをした後、午前10時過ぎに団員が手に持ったたいまつで小屋に点火、数分でまっ赤な炎が上がり、周りの人からはどよめきが上がった。
会場では隊員の保護者らが甘酒とおしるこ各700人分とアラ汁を無料で配布、長い列ができていた。
会場には、点火後も正月飾りを持参した人がひっきりなしに訪れ、「ごみとして出すわけにいかないので、助かります」などと話しながら、ふるさとの伝統行事を楽しんでいた。
2012-01-16 in 02)イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink