« FC町田ゼルビアのJ2昇格報告会:小田急線町田駅東口でサポーター約700人集まる | メイン | FC東京が天皇杯初優勝:元日決戦、史上初のJ2対決で京都下す »
2011年12 月28日 (水曜日)
社会人アメリカンフットボール:オービックが富士通下し連覇、6度目の優勝
アメリカンフットボールの社会人王者を決める第25回ジャパンXボウルが12月19日に東京ドームで行われ、2連覇をかけたオービックシーガルスと初優勝をめざす富士通フロンティアーズが対戦。前半リードされていたオービックが、第4Q(クオーター)で立て続けに2本のTD(タッチダウン)を決めて追いすがるフロンティアーズを振り切り、24対17で勝利した。
オービックの社会人王座は6度目で、1月3日14時から東京ドームで学生の覇者・関西学院大学ファイターズとライスボウルで対戦する。
写真(撮影 : すべて山本真人)=オービックの優勝記念写真
試合は、第1Qにフロンティアーズが2回目の攻撃で相手陣内に深くに攻め込み、8分15秒にRB(ランニングバック)神山幸祐(#6)が残り1ヤードを押し込んで先制TDを奪った(写真左)。第2Qでオービックは敵陣に入るもののフロンティアーズの堅い守備で得点できず、 FG(フィールド・ゴール)で3点を入れて前半を終了した。
第3Qでフロンティアーズは、オービック守備に阻まれながらも10分15秒にFGで3点追加して再び7点差に広げた。その直後、フロンティアーズのパントを受けたオービックWR(ワイドレシーバー)木下典明(#18)が、98ヤード独走するキックオフTDを決め(写真右)、TFP(トライフォーポイント)のキックは失敗したが、10対9の1点差に迫った。
ここからオービックが押し始め、第4Qに入るとQB菅原俊がテンポよくパスを投げて(写真左下) 1STダウンをとり続け、4分30秒にWR木下がTD。さらに2ポイントコンバージョンを成功させて逆転した。その後6分35秒にはオービックQB菅原がWR木下へ66ヤードのTDパスを通し差を広げた 。
14点差を追いかけるフロンティアーズは、WRブラッド ブレナン(#15)へのパスが通り1stダウンを更新、9分47秒にQB出原章弘(#18)が自ら飛び込み TD(写真右下)、1TD差に迫った。その後も攻め続けるフロンティアーズは、残り時間30秒を切ったところで敵陣11ヤードから4thDギャンブルを試みたが、インターセプトされ攻撃が終わった。
この試合のMVPは、3本のTDを決めたオービックの木下に、MIPはパスと自らのランで2本のTDに関わったフロンティアーズQB出原が選ばれた。
2011-12-28 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, h)東京都, i)神奈川県, スポーツ | Permalink