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2011年6 月 8日 (水曜日)

狛江市のギャラリーで東日本大震災の写真展 : 被災地や帰宅難民の姿を紹介

110606shinnsaiten01 小田急線狛江駅北口の「泉の森会館ギャラリー」で、狛江市民が撮影した東日本大震災の被災地・気仙沼市の被災前と後の写真、震災当日の東京の帰宅難民の様子や狛江市の防災マップなどを展示する「東日本大震災と私たち展」が7日から12日まで開かれている。

写真=被災地の写真

同展は、被災地の1日も早い復興と、近い将来予想される首都直下型地震に備えようと、同会館の運営をサポートする「泉の森友の会」(井上昭一会長)が主催したもの。
110606shinnsaiten03会場には、同会会員の石川英夫さんと息子の
泰史さんが撮影した震災前と後の気仙沼市の写真が展示されている。写真は、泰史さんが気仙沼市で被災した大学時代の友人を見舞いに行った時に撮影した地面に打ち上げられた大型漁船や一面ガレキとなった街などの写真20点と、写真が趣味の父の英夫さんが2003年に撮影した美しい同市の海辺の写真16点。比較して見ることで被害の大きさがわかる。
このほか、震災後すぐに
石巻市に救援物資やリサイクル自転車を届け、いまも支援活動を続けている市内の市民グループが、石巻市の人々との交流や、現地に行く途中で撮影した福島県いわき市の被災地の写真計116枚がパネルとパソコンの画面で展示している。
また、市内在住の石川清幸さんが公共交通が止まった震災当日の夜、市内の世田谷通りで徒歩や車で家路に向かう「帰宅難民」の様子を撮影した写真(写真左)、狛江市の防災マップ、世田谷区、川崎市、町田市の市民グループと自治体の協力で作成した「せたまちMAP『災害時無事に帰るための備え』」(財団法人都市緑化機構防災公園技術普及推進共同研究会)も展示している。
入場は無料で、開館時間は10時〜18時。
問い合わせは電話03(5497)5444泉の森会館。 

 

2011-06-08 in 02)イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, 12)防災・安全, a) 狛江市のニュース, h)東京都 | Permalink

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