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2011年6 月15日 (水曜日)

調布市・せんがわ劇場で26日にジャンルの垣根越えたコンサート : 障害児を亡くした母が障害者も楽しめる音楽会めざし

110606angel04 13年前に子どもを亡くした調布市の女性が、障害の有無にかかわらず音楽のやさしさを感じてと6月26日に、せんがわ劇場(調布市仙川町1-21-5、電話:03-3300-0611)で、和楽器と洋楽器、声楽のコンサート「Let't just have Fun〜天使が耳元でささやく」を開く。

写真=豊田さん宅で練習(6月6日撮影)

この人は、調布市の豊田喜世子さん。1998年に障害のあった次女のあかねさんを亡くした豊田さんは、13回忌を迎えた昨年、「天真爛漫(らんまん)で天使のような娘が生きてきたのと同じ歳月が過ぎた。これからは次女と楽しく過ごした経験を社会に還元でする活動がしたい」と「Maiangel」(マイエンジェル)を設立した。
子どものころから音楽が好きだった豊田さんは、あかねさんを連れて家族一緒に音楽会や映画などによく出かけた。そうした経験から、妹思いの長女は、アメリカでアートセラピストのライセンスを取得、現在はニューヨークで自閉症児のアートティーチャーとして活躍しており、豊田さんの企画を応援、コンサートのコンセプト作りやキャッチコピーも考えるなど、今回のコンサートの開催に協力している。
豊田さんによると、当時に比べ障害を持つ人のための催しは増えたものの、障害を持つ子の家族は、子どもと外出するときは周囲に遠慮する意識が強く、音楽会などもためらう人が多いという。そうした遠慮をなくし音楽を楽しんでもらおうと、高校時代からの友人で川崎市宮前区に住むピアニスト武石玲子さんと相談、「演奏する側にも、聴衆はかしこまって静かに聴くべきというイメージを払拭してもらい、どんな聴衆でも受け入れ、観客も演奏者もなごやかに楽しめる音楽会を開こう」と企画した。
出演するのは、豊田さんのいとこで、狛江生まれで海外でも活躍する尺八奏者の善養寺惠介さん、豊田さんの遠縁にあたる打楽器奏者の畠山尚久さんと妻のフルート奏者畠山美津子さん、ピアニスト武石さん、武石さんと「Bu-Ray」というユニットを組むボーカリストの藤田武志さんの5人。
曲目はクラシック、ラテンメドレー、子守歌、尺八古典本曲、ジブリメドレーなど多彩なジャンルの曲をソロや合奏で演奏する。メンバーたちは、豊田さん宅で行われた初顔合わせの練習で意気投合、藤田さんの口まねトランペットなど他では聴けないセッションで盛り上げる準備をしている。
豊田さんは「私の思いが通じる仲間が多くいて、みんなで力を合わせて初めての企画を実現することになったので、ハンディがある人にもぜひ参加してほしい」と話している。
コンサートは15時と19時の2ステージで、1回約90分。昼の部は子どもも楽しめる曲、夜はやや長めのクラシック曲など一部のプログラムを変える予定。
入場は各120人で、入場料は一般2,000円、小学生以下1,000円。昼の部は完売した。入場券はFAX03-3305-0557またはEメール([email protected])で申し込む。

2011-06-15 in 02)イベント・催事, 03)健康・福祉 ・医療, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, 09)市民活動, e)調布市, 音楽 | Permalink

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