狛江市文化振興事業団：東日本大震災の被災地の復興祈り4月29日と30日にチャリティーライブ

東日本大震災の被災者を芸術・文化を通して支援しようと狛江市文化振興事業団が「私たちに、今できること〜被災地支援チャリティライブ」を4月29日と30日に催す。29日は13時から14時まで小田急線狛江駅の北口交通広場（噴水前ステージ）で、30日は17時から18時までむいから民家園（狛江市元和泉2-15-5・電話03-3489-8981）で催す。

このチャリティーライブは、同事業団の音楽の街−狛江・エコルマ企画委員会と狛江市三曲協会、狛江能楽普及会が企画したもので、狛江市音楽連盟、狛江市文化協会、狛江市芸術協会、狛江市舞踊連盟、狛江市老人クラブ連合会、かわせみコンサート実行委員会、ミュージックアーチ、狛江市商工会、「絵手紙発祥の地−狛江」実行委員会など、市内の芸術・文化活動に取り組んでいる多くの団体が協力で開かれるもの。30日はむいから民家園が共催する。
29日は東京混声合唱団有志、ヴォーカルのCokuriさん、津軽三味線の後藤与恵男さん、民謡の横川松子さんが音楽のジャンルを越えて東北地方にちなんだ歌や民謡、演奏などを披露する。
30日は謡の中村昌弘さん、笛の栗林祐輔さん、小鼓の鳥山直也さん、長唄の松永和米さん、三味線の芳村孝次女さん、松永鉄史穂さん、箏の平野裕子さん、尺八の戸川藍山さんが出演、古民家を舞台に邦楽を演奏する。
いずれも入場は無料で、会場で義援金の募金を行う。 
文化振興事業団は、震災の発生以来、被災者のためにできることを検討、芸術・文化を通して被災地の復興を祈り、被災者を応援し元気になってもらうための活動を行うことにした。その一環として、4月から9月までの自主事業公演の収入の一部を日本赤十字社を通じて義援金として送ることを決めた。また、市内の団体のプロの音楽家、芸術家などの協力で、チャリティーライブを開催することにした。 
問い合わせは電話03-3430-4106狛江市文化振興事業団。ホームページhttp://ecorma-hall.jp/