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2010年10 月30日 (土曜日)

Jリーグ・川崎フロンターレはジュビロ磐田と引き分け : 豪雨の中で熱戦、矢島の同点弾で4位浮上

101030fron02 Jリーグ28節第1日程の6試合が10月30日行われ、川崎フロンターレはホーム等々力陸上競技場でジュビロ磐田と対戦した。台風14号が接近し強風と雨の中で行われた試合は、磐田にゴールを許して先行されたものの、76分にFW矢島卓郎が同点ゴールを決め、引き分けに持ち込んだ。川崎は勝ち点を46に延ばして4位に浮上した。

写真=76分、川崎フロンターレ・FW矢島卓郎(#15)のゴール

 試合は、台風14号が近づき、一部の公共交通が運休する午後3時にキックオフ。川崎Fは、FWジュニーニョがケガ、MF稻本潤一とDF森勇介が累積警告で出場停止で、天皇杯の1試合目に活躍したFW小林悠がリーグ戦初スタメン、矢島と2トップを組み、田坂祐介が右サイドに起用された。
敗戦したナビスコ準決勝と第2試合とは異なり、通常通り前半はアウェイ側ゴールに向かってに攻め、互いに再三チャンスはつくるが、強風の影響でボールコントロールがうまくいかず、前半は0対0で折り返す。
後半、強い雨は降り止まず、川崎Fは風上に向かって攻めるためボールコントロールがさらに難しくなる。互いに何度かの攻防が続き、68分に磐田のFWシウジーニョが自身のヘディングのこぼれ球を左足で決めて先制ゴールを許すと、スタジアムが一瞬静まり返った。ホームで同じ相手に2度負けるわけにはいかない川崎Fは、小林に代え得点感覚の鋭いMF谷口浩之をトップ下に投入、システムを変えて攻撃に厚みを増した。76分に矢島が同点弾を落ち着いて決めると、雨のなかで応援するサポーターは熱い応援を送った。
その後、攻防を繰り返したが、互いの好セーブで追加点は奪えず試合は終了した。川崎Fは勝点1を追加しただけだが、前節4位のセレッソ大阪が負けたため4位に浮上、来シーズンACL線に参戦するまであと一歩となった。
次のホーム試合は11月14日14時に2位の鹿島アントラーズと対戦する。

2010-10-30 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, スポーツ | Permalink

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