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2010年9 月 2日 (木曜日)
FC町田ゼルビアの選手がデパートで読み聞かせ
小田急百貨店町田店5階で8月31日、町田市をホームタウンとするJFL所属のサッカーチームFC町田ゼルビアの4選手が子どもに本を読み聞かせる「ゼルビアおはなし会 in 小田急百貨店町田店」が行われ、40人の子どもが試合とはひと味異なる選手とふれ合った。
同クラブでは、小学校教諭免許を持つ同クラブの副主将のMF酒井良選手(#28)が理事を務めるNPO法人読み聞かせ文庫の企画で、サッカースクール生の幼稚園児を対象に7月に外で初めておはなし会を実施。酒井選手と小学校教諭だった守屋実同クラブ代表が、子どもたちに本を読み聞かせた。
今回は、より多くの子どもたちに聴かせようと、同クラブスポンサーの小田急百貨店町田店の協力で実現、酒井選手のほかチーム最年長のGK吉田宗弘選手(#22)、町田市出身のMF星大輔選手(#28)、主将のMF柳崎将兵選手(#15)が参加した。午後3時30分、午後5時の2部に分けて8月25日から受け付けを始めたところ、1部は受け付け開始1時間あまりで定員に達するほどの人気で、早々と締め切った。
会場には、母親に付き添われた幼児が次々来場、まず酒井選手が、登場 人物に合わせ声音を替えたりアドリブを入れて「まよなかのだいどころ」を読み聞かせ、子どもたちの心をつかむと、星選手が「ぼくとあそんで」を静かに読んだ。3番目に登場した吉田選手は「ぐりとぐら」で、ストーリーを知っている子どもたちと軽妙なやりとりで笑いをさそって読み聞かせた。最後に登場した柳原選手は、持ち前の明るさで1部は「もりのなか」、2部で「おやすみなさいおつきさま」の2冊の絵本を読んだ。終了後は、選手のサイン入り絵本や選手と一緒に写った写真がプレゼントされるジャンケン大会が催され、こどもたちは真剣な表情でジャンケンをしていた。
初めて読み聞かせをした星選手は「子どもたちがちゃんと聴いてくれるかとても気になり、試合より緊張しましたが、笑顔で手をたたいてくれた」とほっとした表情、酒井選手は「子どものころ母親がよく本を読んでくれたことがいい思い出になっている。今は親が忙しくて本をよみきかせる機会が少ないと思うので、ぼくたちでできることがあれば、こういう機会を増やしたい」と話した。
2010-09-02 in 02)イベント・催事, 04)教育・子ども , c)町田市, スポーツ | Permalink