Jリーグ・川崎フロンターレがサンフレチェ広島に勝利 : MF田坂が今季初ゴール

 Jリーグ折り返しとなる第18節の試合が8月13・14・15日に行われた。川崎フロンターレは第3日程の15日にホーム等々力でサンフレチェ広島と対戦、MF田坂祐介の今季初ゴールなどで2対0と勝利した。
  前節首位の清水エスパルスが負け、2位だった名古屋グランパスが勝ったため首位が入れ替わり、川崎はトップとの勝点差を7から6とわずかに縮めて4位を守った。

写真＝54分、川崎のMF田坂（＃6）の先制ゴール

 シーズン折り返しは、週中に試合がある3連戦のタイトなスケジュール。
 19時キックオフ時点でも31度を越す蒸し暑さのなかで始まった試合は、体力勝負の様相が強く、相手の出方をうかがう落ち着いたスタート。互いにフリーキックなどのチャンスを作るが、GKやDFの攻守で無得点のまま前半を終える。後半、川崎はサイドを生かす攻撃が出始め、54分、MFヴィトールがサイドチェンジしたボールを田坂がミドルシュートして先制すると川崎のリズムとなった。66分にヴィトールが追加ゴールを決めると、中村憲剛、稻本潤一、ジュニーニョを次々と引っ込め、木村祐志ら若手選手をピッチに送り出し、一矢報いたい広島の攻撃をDF陣らが落ち着いてかわして無失点に抑えた。
 次のホームゲームは8月18日19時からで、トップの名古屋グランパスと対戦する。

写真＝66分に追加点を上げたヴィトール(#11、中央)と祝福する森勇介(#19、左)