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2010年5 月30日 (日曜日)

狛江市の多摩川河川敷で水防訓練 : ヘリや救命ボートで救出訓練も実施

100523suibou02  水の事故が増える梅雨を前に5月23日、狛江市猪方4丁目先の多摩川河川敷でヘリコプターやボート、車両47台を使った大がかりな水防訓練が行われた。ことしは、狛江市と東京都多摩地区の多摩川に面する17自治体をエリアとする東京消防庁第八消防方面本部(小室憲彦本部長)のメイン会場となり、狛江消防署、狛江消防団のほか関係各消防署と市民など約600人が参加、雨が降りしきるなか真剣な表情で訓練に汗を流していた。

写真=川に落ちた人を助ける水難救助隊の訓練


100523suibou03  午前9時からの訓練は、「東京地方に大型の台風が接近、狛江市内の野川が増水であふれて危険になり床下浸水が発生、多摩川では増水で中州に取り残された人が助けを求めている」という想定で、第八方面各署の関係車両が続々と会場にかけつけた。
会場では、消防隊員らが、積土のう、改良積土のう、クレーンを使った大型土のうの3工法に加え、マンホール噴出防止工法、地下室排水活動などを行った。

100523suibou01  川では水難救助訓練が行われ、航空隊員がヘリから降下して中州に取り残された人を救う吊り上げたり(写真左)、東久留米署のボート隊員と調布消防署の水難救助隊員が救命ボートを使ったり、水に潜って水中の人を捜索する緊張感あふれる訓練を行い、会場を訪れた市民は迫力のある光景に見つめていた。
このほか、都市型災害に備えて町会など組織する狛江市防災会会員や女性防火の会などの市民は、狛江消防署員の指導で土のうの代わりにプランターやダンボール、ゴミ袋など家庭内にある身近な物に水を入れて下水道などからあふれた水が住宅に浸水するのを防ぐ住宅浸水防止工法(写真右)を体験した。

2010-05-30 in 02)イベント・催事, 09)市民活動, 12)防災・安全, a) 狛江市のニュース, h)東京都 | Permalink

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