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2010年1 月 9日 (土曜日)
川崎市の麻生図書館で川崎フロンターレ・安藤選手と子どもがカルタ大会 : 37人が真剣勝負
川崎市麻生区の麻生市民館ギャラリーで1月7日、「川崎フロンターレの選手と『かわさきかるた』を楽しむ会」が催され、レプリカユニフォームなどを着たフロンターレファンの子ども37人が選手と「細山の 夕日に映える 五重塔」「練習の 成果でJ1 フロンターレ」などふるさとにちなんだカルタ取りに興じた。
写真=安藤選手と「かわさきかるた」に興じる子ども
この催しは、同クラブが市立図書館などと協働で昨年秋から実施している読書推奨キャンペーン事業「川崎フロンターレと本を読もう!」の一環。2009年川崎市イメージアップの認定を受け、中原図書館と高津図書館ではすでに選手が本の読み聞かせを行っている。麻生図書館では、市制80周年を記念して2004年度
に制作された郷土かるた「かわさきかるた」を普及させようと、2006年から幼児に本を読み聞かせる新年最初のお話会でかるたとり大会を実施している。
読み手として参加したのはユース出身のGK安藤駿介選手。事前に公募で集まった子どもたちは、6歳・小1と小2・3年の2グループに分かれて絵札を囲んで対戦、取り札の数を競った。カルタのルールを知らない子もいたため、マスコットのふろん太君(写真上)も参加して1回目は練習。ごほうびに選手のサイン入りグッズが当たる本番では、子どもたちは真剣に絵札を見つめ、安藤選手が読み終わらないうちに絵札に手を伸ばしたり、なかには複数が同時引き分けでジャンケン勝負にもちこむなど熱気あふれる大会となった。
優勝してサイン入りのカルタをもらったのは、12枚の札を取った同区片平の秋川尚也君。自宅が練習場に近いため、2年前からフロンターレファンになって家族でホーム試合を必ず見に行くという秋川君は、この大会のために昨年末にかわさきカルタを買ってもらい、家で小3の兄と特訓して兄弟で参加、引き分けのジャンケンに3回勝ったのが一番になった理由と、はにかんでいた。
読み手の安藤選手は「みんな真剣でびっくりしました。事前に2回ぐらいカルタを読んで練習して市内の知らなかったことを再発見したり、子どもたちとふれあって楽しかった」と笑顔で話していた。
2010-01-09 in 02)イベント・催事, 04)教育・子ども , b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink