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2010年1 月13日 (水曜日)
狛江市の多摩川でどんど焼き:1500人が小正月の気分味わう
狛江市の小田急線鉄橋下流の多摩川緑地公園グランドわきの多摩川河川敷で1月10日、どんど焼きが行われ、集まった家族連れやお年寄りなど約2000人は大きな炎やたち上る煙に喚声を上げ、伝統の小正月行事を楽しんでいた。
写真=燃え上がるどんど焼き
このどんど焼きは、狛江市ボーイスカウト連絡協議会(服部英広会長)が毎年催しているもの。
この日は、穏やかな快晴に恵まれたこともあり、会場には正月飾りなどを持った人が次々と訪れ、河川敷のカヤと竹などで使って組み上げた高さ数メートルの円すい形の小屋の周りを囲んで点火を待った。
午前10時過ぎ、「新しい年を迎え、さらにすばらしい活動をしましょう」と服部会長があいさつ、伊豆美神社の宮司によるおはらい(写真右)の後、小屋に狛江第3団カブ隊員の田口瑛舜君がたいまつで点火した。大きな赤い炎と煙が上がると、ボーイスカウト隊員をはじめ、取り囲んだ人たちからどよめきが上がった。会場ではボーイスカウト隊員の母親らが前日から準備した約1500人分のお汁粉や甘酒ががふるまわれ、テントの前には長い列ができていた。
同市内では50年ぐらい前までは各地域ごとに小正月に「セイノカミ」と呼ばれたどんど焼き行われていた。都市化につれて開催場所がなくなり姿を消していたが、「地域の伝統行事を次の世代に伝えよう」と1986年に狛江市ボーイスカウト第1団が小足立地区で復活。2、3年後には会場を多摩川に移し、市内の他のボーイスカウトやガールスカウトが共同で開催し、市内ではただ1カ所のどんど焼きが続けられている。
2010-01-13 in 02)イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink