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2009年12 月19日 (土曜日)

川崎市アートセンターで動物愛護の映画を上映 : 多摩川の猫の写真展も同時開催

091220eiga01 空前のペットブームの影で、人間の都合で命が左右される犬や猫の姿を追った飯田基晴監督のドキュメンタリー映画「犬と猫と人間と」が川崎市麻生区の川崎市アートセンターで上映され、話題を集めている。

写真=「犬と猫と人間と」より(川崎市アートセンター提供)

この映画は、ホームレスを扱った飯田監督のデビュー作を見た、捨て猫の世話を続ける”猫の足長おばあさん”こと稲葉恵子さんの「制作費を出すから、動物たちの命の大切さを訴える映画を作って」の希望をきっかけに制作された。
091220eiga02 依頼を受けた飯田監督は本や資料を集め、各地の動物収容施設や団体、民間保護施設などを取材、動物愛護の国イギリスにも足を伸ばし、約5年をかけて2009年夏に完成した。制作資金は稲葉さんから提供されたお金のほか芸術文化振興基金などの助成を受けたが、監督の人件費などは持ち出しとなり今後の上映で回収するという。
上映時間118分の作品では、年間約30万頭の最終処分という辛い現実だけでなく、犬や猫のユーモラスな動物にいやされる子どもたちの姿などの映像も取り入れ、「命の大切さ」を伝える内容になっている。
アートセンターではシネマ・コラボレーションとして、同映画の公開中の12月26日まで3階のコラボレーションスペースで、川崎生まれの写真家・小西治さんが妻と1993年から続けている多摩川に捨てられた猫の不妊手術や給餌などの救済活動を自ら記録した「小西修写真展 多摩川の猫 河川敷の面貌–5」も開いている。
映画の上映は午後7時30分からで、入場は一般1600円、大学・専門学校生1300円、シニア・障害者とその付添人・会員1000円、高校生以下800円。写真展は、午前9時から午後8時で入場は無料。
問い合わせは、電話044(955)0170川崎市アートセンター。

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