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2009年10 月19日 (月曜日)
川崎市麻生区の柿生駅前で禅寺丸柿まつり:3000人が買い物やイベント楽しむ
川崎市麻生区の特産品「禅寺丸柿」にちなんだイベントを行うの「禅寺丸柿まつり」(柿生中央商店会主催、川崎商工会議所・専修大学共催)が、10月18日に柿生駅前広場で行われ、さわやかな秋晴れに恵まれ親子連れなど約3000人(主催者発表)が会場を訪れ、買い物などを楽しんでいた。
写真(上から)=禅寺丸を求める客、中学生もカキを販売、種とばし、ボクシングスパークリングの模範演技、中学生・専大生も参加したバルーンアートのパフォーマンス、キャッチフレーズコンテストの作品展示
会場では、柿生禅寺丸保存会(森章会長)のメンバーが生産した約300kgの禅寺丸のほか、商店主と専修大学有田武人さんが早野・黒川・古沢の農家から集めた約150kgの柿を柿生中学2年の有志6人が販売。保存会は午前11時前に中学生の方も昼過ぎにはすべて完売した。保存会の森会長によると、禅寺丸柿はことしは裏作にあたる上、収穫期直前の実が10月8日に東海地方に上陸し日本列島を北上した台風18号などの影響で実が落ち、販売量を確保するのに苦労したという。
まつりの会場を訪れた客は、会場に展示された禅寺丸の説明書を読み、国の登録記念物となった禅寺丸柿原木の見学を希望する人も少なくなく、保存会の会員に行き方を熱心に聴く光景も目立った。
恒例の柿にちなんだイベントの種とばしは、助走を付けて7mも飛ばす人や勢い余って口からポロリと落ちる人もあり 見物客の笑いを誘っていた。会場では、カキにちなんだ和菓子や洋菓子の販売も行われた。特設舞台では、白山お囃子保存会の演奏と演技のほか、
バルーンアートの実演などが行われた。人気を集めたのは商工会議所がスポンサーとなったスポーツと商店会の融合事業の「ボクシングを楽しもう」。多摩区の新田ボクシングジムの新田渉世会長と
2006年Lフライ級新人王・黒田雅之さん、多摩区出身で2008年バンタム級新人王・古橋大輔さんのトレーニングパフォーマンスを真剣な表情で見守り、ミット打ち体験をする家族を写真に納めていた。
ことしは、地域の年代を超えた多くの人に楽しんでもらおうと主催がことし行ったキャッチフレーズコンテスト表彰式も午後2時から催され、「あつまれ柿生! 我が町の味を伝える かきまるくん」で最優秀賞に輝いた柿生中学の兼子典子さんのほか、優秀賞10作品の作者に賞状が手渡された。
2009-10-19 in 02)イベント・催事, 08)経済・農業, 09)市民活動, 11)まちづくり, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, スポーツ, 食 | Permalink