あさお区民まつりの会場で２回目の地域功労賞授賞式

地域のために尽くした人を表彰しようと10月11日、あさお区民まつりの会場で２回目の「麻生地域功労賞」の授賞式が行われ、麻生区黒川の吉澤伊三夫（76）さん、同区片平の山口信之(75)さんが表彰された。

写真＝麻生地域功労賞の吉澤さん（左）と山口さん（右）、磯野麻生区長（中央）

地域功労賞は同区が2008年度に制定した制度で、区内で地道に地域の力や区のイメージアップなどに貢献する活動を取り組み、他の表彰制度に当たらない個人または団体に対し、区が光をあて功績を称えるもの。町会、自治会などから候補者を募集し、区町会連合会、区社会福祉協議会、文化協会役員などで構成する選考会で受賞者を絞り込み、多くの区民にこの賞を知ってもらおうと、2008年から区民まつり当日に表彰式を行っている。
授賞式は、麻生市民館正面入り口横の階段部分に設けられた舞台で開会式終了後に行われ、磯野利男区長が2人に賞状と記念品を手渡した。
受章者の選考理由は吉澤さんは、俳句活動に熱心に取り組み2005年に黒川に「坂之上句碑の苑」、2008年に地元俳人の合同句碑を私財で建立、地元黒川の先人の遺業を後世に伝え地域の文化活動の振興に貢献。
山口さんは、片平区画整理組合で新しく設けられた金井原・吾妻・中村通の三公園の管理運営協議会を立ち上げに尽力、開発に伴い古くから住む人と新住民のコミュニティづくりの形成に貢献した。