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2009年7 月 7日 (火曜日)
Jリーグ16節:川崎はリード守れず10人の鹿島と引き分け : 首位との差は勝点8のまま
Jリーグ第16節第2日程の3試合が7月5日に行われ、7月1日に勝点30で単独2位に浮上した川崎はホーム等々力陸上競技場で勝点38の首位・鹿島アントラーズと対戦。川崎Fは33分に鹿島の退場で得たPKによる先取点を守りきれず、1人少ない鹿島にパスカットされて64分にゴールを与え1対1の同点に終わった。この結果、鹿島との勝ち点差詰められず、得失点差で3位に後退した。
写真=試合終了後、対照的な表情の両チームイレブン選手、ジュニーニョ選手のPK ,悔しさをにじませる川崎Fの選手ら
首位との直接対決のこの試合は、川崎Fの初の7連勝、リーグ戦で独走の阻止に加え、10日後のナビスコ準々決勝での対戦を優位に導くためにも重要。スタンドには今季最大の22,185人の両チームサポーターが詰めかけ、熱い応援を送った。
試合は、開始早々から両チームの激しい攻撃が続くが両チームのGKがふんばりゴールを割らせない状態だったが、鹿島の厳しいプレシャーで川崎Fは徐々にボールを支配される。試合が動いたのは32分、フリーキックで得た攻撃でMF谷口博之のゴールを割ったように見えるヘディングシュートを、主審がゴールラインで守っていた鹿島DF内田篤人のハンドと執り、内田は一発退場。PKを得た川崎Fは、33分にFWジュニーニョが落ち着いて決め先取点を得た。
リードして数的優位に立つ川崎Fに対し、リーグ3連覇を目指す鹿島は1人足りないことを感じさせない落ち着いたプレーで対応、チャンスをうかがう。64分、川崎F陣内での最終ラインのボール回しでこの日ボランチで入った寺田のパスが鹿島FMマルキーニョスに奪われ、FM興梠慎三にボールが渡る。興梠は飛び出したGK川島永嗣をかわしてゴールを決め、ゲームはふりだしに。その後、川崎Fは中盤と善戦の選手を替えて次の1点を狙い、鹿島は中盤と守備の選手を入れ替えて互いにチャンスを作るが、両チームとも好セーブでしのぎ切り引き分けになった。
試合終了の笛が鳴ると、がっくりとヒザを落として悔しさをにじませるの選手に対し、鹿島の選手らはハイタッチで引き分けに持ち込んだ喜びを表していた。記者会見でも鹿島のオズワルド オリヴェエラ監督は結果を「満足」と評価したが、関塚高志監督は「勝点1を相手にプレゼントした」と無念の表情だった。
次節7月11日は、勝利の女神から見放されている競技場アウェイ・ビッグスワンスタジアムで勝点差で並ぶ2位のアルビレックス新潟と対戦。続く15日には、ヤマザキナビスコ準決勝で、アウェイカシマ下地編むで再び鹿島と対戦する。
次のホーム試合は7月18日午後6時、ヴィッセル神戸と対戦する。
2009-07-07 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, スポーツ | Permalink