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2009年6 月18日 (木曜日)
川崎市麻生区古沢で親子270人が田植え : 4時間かりで4枚の田んぼに手植え
川崎市麻生区古沢の水田で6月7日、市民270人が参加して田植えが行われた。麻生区が開いている「親子体験農業」の最初の合同作業で、幼児や小学生とお母さんお父さんが泥まみれになりながら15cmほどに育ったモチ米の苗をていねいに手で植えた。
写真(麻生区提供)=一列に並んで田植え、親子で植える、苗を分ける参加者、植え終わった田んぼ
体験農業は、小学生とその親を対象に米作りを通して親子のきずなを深め、都市農業の大切さを知ってもらうことを目的にした同区の名物行事でことし14回目を数える。麻生区子ども会連合会、同区青少年指導員会、同区体育指導委員会などが実行委員会を結成、区協働推進事業として、休耕田を借り、一部は自由参加だが種まき、苗作り、しろかき、田植え、草取り、網掛け、かかしづくり、稲刈り、脱穀、収穫までのほとんどの作業を機械を使わず昔ながらの方法で行う。田んぼ周辺
の環境の影響で、今回が最後のなるが、毎年農地の少ない他区からの参加も受け入れており、ことしは抽選で同区内275人、区外112人の合わせて387人が選ばれた。
当初は6月6日に行われる予定だったが雨のため7日に順延。午前9時の開講式に続いて苗の植え方を教わった後、270人の家族がグループに分かれ、目印のロープに沿って田んぼに一列に並び、もち米の苗数本ずつを植えた。
参加者は、稲の苗を見るのが初めて親子も多く、最初はとまどいがちだったが、すぐに慣れ手際よく苗を植えていた。小学生以上が原則だが、対象児童の弟や妹も参加、小さな手で懸命に作業、4時間かかりで4枚約1200平方mの田んぼに植え終えた。
今後は草取りやネットかけ、稲刈り、脱穀などを行い、米作りの楽しさを体験する。
2009-06-18 in 01) 自然・環境, 02)イベント・催事, 04)教育・子ども , 08)経済・農業, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 食 | Permalink