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2009年5 月10日 (日曜日)
川崎市麻生スポーツセンターでセーフティサイクルフェア : こども自転車安全競技大会は麻生区の小学生が上位を独占
川崎市麻生区の麻生スポーツセンターで5月9日、「川崎市セーフティサイクルフェア」(川崎市交通安全対策協議会主催)が催され、小学生が体育館の床に作られた摸擬道路で自転車の安全運転や技術を競い合ったほか、約200人の親子がクイズやゲーム形式で交通ルールやマナーを学んだ。
写真=交通安全こども自転車安全競技大会でジグザク運転する小学生、
この催しは自転車事故をなくそうと川崎市交通安全対策協議会が神奈川県警などの協力で「ふれあい交通安全の集い」として開催。2005年からは会場を各区の回り持ちにして小学生を対象にした「交通安全こども自転車安全競技大会」といっしょに実施している。
自転車競技大会は、小学校単位で4人1組のチームを作り実技を競い合う内容で、5回目の今回は16チーム63人参加。子どもたちは、午前中に麻生警察署で交通ルールについての60問の質問に答えるペーパーテスト行った後、午後1時からは麻生スポーツセンターに移動、大体育室に設けられた模擬道路で実技テストを行った。
実技は、信号や故障車などが置かれたレイアウトでの安全走行と(写真左上)、ピン・縄ばしご・板など障害物や曲線が設けられたレイアウトで片手による回転やジグザク、8の字走行などの技術走行(写真右)の2種類。子どもたちは、チーム毎に1人ずつゼッケンとヘルメットを付けてスタート、真剣な表情でそれぞれの競技に臨み技を競った。
大会の結果、真福寺小(麻生区)が2年ぶりに優勝、2位には初出場の岡上小A(同区)、3位は同じく初出場の岡上小B(同)4位には大戸小B(中原区)、5位には橘小B(高津)が選ばれた。個人の部では真福寺小の根岸来実さん、根岸実来さんがそれぞれ1位と2位に3位には初出場の岡上小の若尾将大君が選ばれた。上位入賞チームは、7月4日の県大会に出場する。
団体、個人とも優秀な成績をおさめた麻生区のチームは、初の地元開催に向け良い成績を残そうと、大型連休中に同区上麻生の水処理センターで元自動車学校教員で麻生区交通安全協会役員・緒方保さんの指導で練習を積み重ねてきた。子どもたちは「ジグザク運転がむずかしかったけど入賞できてうれしい。県大会でも入賞できるようにしたい」と喜んでいた。
同センター2階の小体育室では、酩酊状態になるゴーグル、ボタンの早押しによる運転・歩行能力チェック(写真左)、クイズなどで安全運転を学んだり、ミニ白バイの試乗コーナーが設けられ、競技大会に出場する選手や保護者などが各コーナーで体験。表彰式前には、ゆりがおか児童合唱団が「ドレミの歌」や「麻生区交通安全の歌」を披露(写真右)、大きな拍手を受けていた。
【訂正とおわび】最初の記事で「根岸来実さん、根岸実来さん姉妹」と記載していましたが、根岸実来さんは男性でしたので、「姉妹」を削除しました。お詫びして訂正します。(報道部)
2009-05-10 in 02)イベント・催事, 04)教育・子ども , 12)防災・安全 | Permalink