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2009年1 月 4日 (日曜日)

川崎市市民ミュージアムで広重「名所江戸百景」:全作品を地域毎に展示

090104ukiyoe1 川崎市市民ミュージアムで、浮世絵師歌川広重の晩年の傑作「広重『名所江戸百景』の世界—江戸のひとたちの名所感覚」が12月13日から企画展示室で開かれており、浮世絵愛好家の人気を呼んでいる。会期は1月12日まで。

写真=展示作品の浮世絵と版本

同展は、広重の没後150年にちなみ、浮世絵の常設展示館として内外に知られる川崎・砂子の里資料館(斎藤文夫館長)との共催で開催しており、関連イベントとして3階のミュージアムギャラリーで市民からの公募した現代の川崎の名所の写真展「あなたが選ぶ!現代『川崎名所百計』」も同時に開催している。
090104ukiyoe2 企画展示室には、「名所江戸百景」の広重が描いた118舞と二代広重の一枚のほか目録一枚の全120点を展示。庶民の目から見た江戸の名所という切り口で、幕府の置かれ江戸城・千代田区からその外側へと名所の拡大に視点を置き、地域毎に作品を並べているのが特徴だ。このほか、都市江戸の広がりをテーマに江戸図屏風、御府内朱引絵図、東都鳥瞰図や、版本や双六に見る江戸名所として東都景勝一覧、絵本江戸土産、江戸名所図絵なども展示している。
1月3日から12日まで、「お年玉!江戸百クイズ」として、小学生を対象に、5問のクイズの参加者した人に景品をプレゼントするイベントも行われている。また11日午後2時からは同館学芸員によるギャラリートーク「江戸百の魅力」も行われる。
浮世絵の観覧亮は、一般600円、学生・65歳以上400円、小・中学生無料。写真展は無料。問い合わせは電話044(754)4500川崎市市民ミュージアム。

2009-01-04 in 02)イベント・催事, 07)文化・芸術, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区 | Permalink

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