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2009年1 月15日 (木曜日)

狛江市のエコルマホールで成人式:430人が晴れ着で参列

090112seijin1 狛江市の成人式が「成人の日」の1月12日、狛江駅前のエコルマホールで催され、晴れ着姿の新成人たちは社会人としての決意を新たにするとともに、久しぶりに会う同級生や教師との歓談を楽しんでいた。

新成人は、昨年より1人少ない735人(男393人、女342人)で、式には小・中学校時代を狛江で過ごした市外の居住者も含め430人 (男231人、女199人)が参列した。同市は1998年から公募した新成人による実行委員が企画・運営しているのが特色。ことしは、「絆」をテーマに実行委員長の徳島美帆さんのほか10人の委員が秋から準備を進め、当日の司会・進行を担当した。
第1部の式典では、オープニングに第三中学校の生徒が箏(こと)を演奏、先輩たちの門出を祝った。主催者を代表して矢野裕市長が「本日の成人式は絆をテーマに掲げています。私たちは大勢の人と出会い支え合ってこそ人生が歩んでいくことができます。皆さんが育った狛江という絆をいつまでも大事にしていただくとともに、これから人間の絆が大切にされるような優しい社会を築いていくために、若い皆さんの行動力と正義感を大いに発揮してくださいますよう期待しています」と祝いの言葉を述べた。これに応え新成人代表として吉澤那緒さん、高岡なつみさんが「20年間に狛江でたくさんの出会いとさまざまな体験ができました。これから先、私たちは多くの試練があると思いますが、狛江で育んだ豊かな関係と心を支えに生きていきたい」と誓いの言葉を述べ、約45分で式典を終了した。
090112seijin2_3 第2部のアトラクションでは、狛江のご当地ヒーロー「多摩川戦隊コマレンジャー」が大活躍。幕間に、寸劇や歌と踊りが披露されたほか、新成人にゲーム機、ディズニーランドのペアチケットギフト券、狛江のスイーツ、酒などがあたる抽選会でアシスタント役も務め会場をわかせた。その後、小中学校の先生からのメッセージのビデオレターと小・中学校時代の行事の写真が映し出されると、新成人らは熱心に見入っていた。途中からは会場を6階の多目的ホールに移して立食パーティーが催され、久しぶりに会う友人と写真を撮り合ったり、小・中学校時代の教師と思い出話などを楽しんでいた。
090112seijin4 実行委員長の徳島さんは「市から依頼され実行委員になりました。委員が学業やアルバイトで全員が集まる機会がなかなか取れず、イベントの企画や連絡調整など初めて経験することも多くて大変だったが、委員以外の友人らも手伝ってくれ、きょうを迎えられた。たくさんの人が出席して楽しそうにしているのでほっとしました」と笑顔。多くの成人と記念写真に応じていた狛江第四中学の山根浩二教諭は「卒業生は時々訪ねてくれるが、特に男子が体型や髪型が変わり、思い出すのに時間がかかりました。いまも『先生』と呼んで近況報告してくれるのがうれしい」と話していた。

2009-01-15 in 02)イベント・催事, 04)教育・子ども , a) 狛江市のニュース | Permalink

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