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2008年12 月31日 (水曜日)

高校サッカー:神奈川代表の桐光学園は初戦敗退

081231toukou1_2 第87回高校サッカー選手権大会が12月30日に国立競技場で開幕、第2日の31日は、東京・西が丘サッカー場など8会場で1回戦15試合が行われた。神奈川代表の桐光学園は、横浜市の三ツ沢球技場で12時05分に島根県の立正大湘南と対戦、U-19代表候補に選ばれた経験を持つ桐光の長身FW瀬沼優司選手が立正大湘南に完全に抑えこまれ、0対2で初戦敗退した。

写真=桐光・瀬沼優司(11)のヘディングをパンチングする立正大湘南のGK熊野一樹(緑のユニフォーム)

081231toukou5_2 会場には、地元神奈川県での開催のため桐光学園の生徒や教師、卒業生なども多く駆けつけ、1万人の観客で埋まった(写真左)。また、桐光吹奏楽部の生徒が終始音楽演奏、生徒やOBらも手拍子で応援をしていた。
081231toukou2_2 試合は、開始3分に桐光のファールから立正大湘南にフリーキックを与え、これをMF川添健太選手がきっちり決めて先制(写真右:撮影=山本真人)。10分過ぎからは、桐光リズムで持ち前のパスで回すサッカーとなったが、 081231toukou6 ゴールライン近くにボールを運ぶと高い守備意識の相手中盤や守備の選手が2、3人で桐光の選手を囲み(写真左)、パスの出しどころをカット。桐光は守備を振り切って再三チャンスを作るものの、フィニュッシュのクロスやシュートの精度がいまひとつで、決定機を逃した。
081231toukou4_2 46分には、コーナーキックから立正大湘南のFW小坪巧選手が追加ゴールを決めた(写真右、撮影=山本真人。桐光は、62分に2選手、70分にも選手交代して攻め続けた。桐光は、相手の倍近くの11本とシュートを打ち、コーナーキックも相手の2本に対して4回と上回ったが、相手GKやDFの好手に加え、ゴールポストにもはね返されるなどツキにも見逃されて無得点に終わった。
試合後、佐熊監督は「チャンスがあったが決め切れなかった。前半は、崩されたわけではなく我慢してチャンスを活かそうとしたが、入り切れなかった。後半残り10分のところでバタバタになり決め切れなかった。力の差があるのかもしれない。今後に生かしたい」た
081231toukou3_3 エースの瀬沼選手は「立ち上がりの失点で相手ペースでやることになりました。10分過ぎからうちのペースになり、チャンスがあったが決め切れなかった。地元開催で、大勢応援に来てくれたが、勝利で恩返しができなかった。1年のときから厳しい練習に堪えてきた仲間と1日でも長くサッカーをしたかったのが残念です。僕が相手DFを引き連れ(写真左)、空いたスペースにボールを送るつもりでしたが、相手のセンターバックの方が力が上で、うまくいきませんでした。ポストのあたったシュートもありましたが、もっとボール1個分の感覚を磨かないといけないと感じました」と気落ちした表情で試合を振り返った。

2008-12-31 in 02)イベント・催事, 04)教育・子ども , b) 川崎市のニュース, i)神奈川県, スポーツ | Permalink

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