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2008年8 月17日 (日曜日)
川崎市多摩区で灯ろう流し:約400基が川面を彩る
川崎市多摩区宿河原の二ヶ領用水で8月16日の夕方から宿河原町会主催(三竹隆雄会長)の灯ろう流しが行われ、約400基の灯ろうが用水に流され、川面に光の帯を浮かべていた。
灯ろう流しは、サクラの名所として知られる二ヶ領用水宿河原線の環境を守りサクラ以外の季節にも関心を持ってもらおうと1998年に「二ヶ領用水の環境を守る会」が始めたもの。2006年からは町会の主催となり、宿河原堤桜保存会、宿河原掘りを愛する会、子ども会の協力で、毎年お盆の送り火にあたる8月16日の夜に行われ、宿河原の夏の風物詩として地域に根づきはじめている。
この日は、例年点火セレモニーに参加する阿部市長が午後5時前に会場を訪れ、JAセレサ川崎前に設けられた受け付けで準備された灯ろう用の紙に「景気がよくなるように」「ガソリンが安くなるように」などと書き込みスチロール製の台に取り付けて灯ろうを作り上げ、町会役員に手渡して市制記念多摩川花火大会へ向かった。会場には、桜の写真のほかアンパンマンや仮面ライダーなどを刷り込んだ子ども向きの用紙も準備され、名前や願いを描き込む子どもの姿(写真・右下)も見かけられた。
午後6時過ぎに、JR南武線宿河原駅近くの宿河原橋から次々と灯ろうが用水に浮かべられると、橋の上からのぞき込んだり写真撮影をする人もいた。灯ろうは約800m先の回収地点・八幡下橋までゆったりと流れ、夕涼みを兼ねて自分の灯ろうに合わせて用水添いの木道を歩き、回収された灯ろうを大切に家に持ち帰る子どももいた。
2008-08-17 in 01) 自然・環境, 02)イベント・催事, 11)まちづくり, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink