アメリカンフットボール・パールボウル：富士通フロンティアーズがV2めざし鹿島ディアーズと6月17日に対戦

アメリカンフットボール社会人の公式戦「第32回パールボウル」の決勝戦が6月17日午後7時から東京ドームで開かれ、川崎市をホームとする富士通フロンティアーズがV2をめざし、鹿島ディアーズ（鹿島建設グループで構成する実業団チーム）と対戦する。

パールボウルは、Xリーグ（社会人1部）東日本に所属する12チームが参加する春の公式戦で、4月26日に開幕した。各チームはＡ〜Ｄの4ブロックに分かれ、リーグ戦を戦い、各ブロック1位が5月31日に準決勝に進んだ。
Ａブロックの富士通は、第1戦（５月６日）ROCBULLを44対0、第２戦（5月18日）オール三菱ライオンズを41対３と圧勝、グループ１位になり、決勝トーナメントに進出した。準決勝（5月31日）は、Ｂブロック1位のオービック・シーガルズと対戦、第３Ｑで相手に８点差をつけられたが、第４Ｑで2つのタッチダウンを奪って逆転、29対24で決勝進出を果たした。
一方、Ｄブロックの鹿島は、第１戦（5月5日）は富士ゼロックスクラブAFCを38対０、第２戦（５月18日）は明治安田パイレーツを27対7で下した。準決勝はCブロック１位のオンワードオークスと対戦、前半のリードを守り、追いすがるオンワードを振り切り27対14で勝ち進み、決勝にコマを進めた。両チームがこの大会で決勝戦で顔を合わせるのは初めて。
フロンティアーズは2006年にパールボウルに優勝しており（2007年は日本でアメリカンフットボールＷ杯開催のためパールボールは中止）、2連覇をかけてディアーズと対決する。
決勝戦のキックオフは19時で、ハーフタイムには総勢130人のチアリーダーのショーなども行われる。入場は2000円。