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2007年11 月 6日 (火曜日)

川崎市アートセンターが開館:新百合ケ丘駅近くに「芸術のまち」の拠点

Img_3205_2_1 川崎市が麻生区で進める「しんゆり・芸術のまち」の拠点と位置づけている川崎市アートセンターが小田急線新百合ケ丘駅北口近くに10月31日にオープン。阿部孝夫川崎市長らが出席して記念式典が行われ、映画の巨匠・今村昌平(故人)監督が受賞したカンヌ映画祭のパルミドールのトロフィーが寄託された。

アートセンターができたのは、さきごろ「新百合山手」としてまち開きした万幅寺土地区画整理事業地(新百合山手)の玄関口にあたる同区万福寺180番地1。川崎市が総工費約11億円をかけ、2138平方メートルの敷地に鉄筋コンクリート作り地上3階建て、延べ床面積約1900平方mの建物を建設した。
内部は、195席(最大214席)の可動式舞台のアルテリオ小劇場、映像専用の113席のアルテリオ映像館のほか、楽屋3室と舞台小道具の製作やワークショップに利用できる工房、3階に録音室、映像編集室、研修室、コラボレーションスペースなどが設置されている。小劇場は、演目・演出により前4列の客席が舞台になり、現代演劇やコンテンポラリーダンスなどに適した客席と舞台に段差がないオープン形式の空間を作ることができる、映像館は客席がスロープになっておりイスの間が105cmとゆったりしているのが特徴だ。また3階のコラボレーションスペースは全面がガラス張りでカフェテラスのような雰囲気になっている。
いずれのホールも車いす2席分が設置されており、2階の玄関エントランスホールには今村監督が「楢山節考」(第36回カンヌ映画祭・1983年)と「うなぎ」(同50回・1997年)で受賞したパルムドールトロフィーが飾られている。1日から3日まで一般市民に公開され、約1500人が参加、予約の問い合わせなどを行った。

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