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2007年11 月 4日 (日曜日)

川崎市麻生区の親子体験農業:千歯こきも使い親子が稲の脱穀

071103dakkoku01 川崎市麻生区古沢で11月3日、同区の農業体験に参加している親子約200人が昔の「千歯こき」(写真右)などを使って稲の脱穀作業を行った。田植えから稲刈りまでを自分たちの手で行った稲の束を抱えた参加者たちは、稲作の仕上げとも言える作業を通して、収穫の喜びを味わっていた。

071103dakkoku02 脱穀には、現在使われている動力式の脱穀機(写真右下)に加え、地元の細山にあった農業機械の製作会社「細王舎」が製造した足踏み式脱穀機(写真左)、さらに古い形式の「千歯こき」の3種の機械が使われた。
子どもたちは主に「千歯こき」を使った脱穀に挑戦。鉄製のクシの歯の間に大きな稲の束を通し、力いっぱい引いて葉や茎からモミを分けた。「おもしろいけど、機械と違って力がすごくいるから、昔の人たちはたいへんだったんだね」などと話していた。
071103dakkoku03 同区では、米作りの体験を通して都市農業の大切さを知り、親子のきずなを深めてもらおうと地元農家などの協力で子ども会、青少年指導委員、体育指導委員などを中心に実行委員会を結成し、「親子体験農業」を実施している。会の話によると、ことしの稲は日照と雨に恵まれ、これまでにない出来だという。

2007-11-04 in 01) 自然・環境, 04)教育・子ども , 08)経済・農業, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, | Permalink

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