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2007年8 月13日 (月曜日)

桂米多朗師匠が多摩区観光大使に就任:観光多摩区のPRにひと役

070813taisi02 川崎市多摩区の魅力を内外にPRする観光大使に、同区在住の落語家桂米多朗さんが任命され、8月13日に多摩区観光推進協議会の原島弘会長から任命状が手渡された。多摩区には日本民家園、岡本太郎美術館など数多くの観光名所があり、市内でも指折りの観光エリアになっている。米多朗師匠は「わが街多摩区の魅力を多くの人に伝えたい」と張り切っていた。

原島観光推進協議会会長からたすきを受ける米多朗師匠

070813taisi01 多摩区は、現在観光推進協議会を中心に観光キャンペーンなどを積極的に展開するなど観光に力を入れており、地元にゆかりのある著名人に観光大使を委嘱、区内だけでなく、区外でもPRしてもらい、その魅力を伝えてもらおうと人選を進めてきた。
11年前から多摩区中野島に住む米多朗師匠は、地元のおやじの会に所属し、中野島中学のPTA会長を務めるほか真打ち昇進の2002年から「たま寄席」を催し、ことし5月の観光推進協議会の発足イベントで司会を務めるなど公私にわたって地元でも活躍していることから、初代の大使に最適と選ばれたもの。
13日に多摩区役所区長室で行われた任命式では、原島会長が「水と緑、せせらぎのある多摩区を近郊のまちだけでなく世界にPRしてください」と任命依頼の言葉を述べ、鈴木基允区長は「観光名所が集中している多摩区から川崎を広く宣伝してもらいたい」とあいさつ。米多朗師匠は「宮崎県の東国原知事に負けないよう多摩区の宣伝に努めます。いま、多摩区を題材にした新作落語考えており、高座でもPRします」と就任のあいさつをした。この席には、多摩区在住の春風亭柳太郎師匠も真打ち昇進のあいさつを兼ねて参列、ふたりは「多摩区観光大使とかけて」「野球部のマネージャーと解く」「その心は」「球をみがいて精進します」などとユーモアたっぷりになぞかけなどを披露、原島会長や鈴木区長ら参列した人の笑いを誘っていた。
米多朗師匠は「ごひいきなどへのお中元に多摩区の銘菓を贈って喜ばれました」などと話し、「多摩区の明るい観光イメージを売り込むには、笑いを通してPRするのが最適」などと張り切っている。
米多朗師匠と柳太郎師匠のふたりは、8月26日午後1時から多摩市民館で催される「たま寄席」に出演、その席で米多朗師匠が就任披露の口上を行うことにしている。
問い合わせは電話044-935-3239多摩区役所地域振興課。

写真は(左から)原島会長、米多朗師匠、鈴木区長、樋山智也・稲田堤観光協会会長
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