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2007年8 月 5日 (日曜日)
川崎市の美容師がカンボジアに学校を作ろうと呼びかけ:8月7日に溝口でチャリティー・カット
発展途上国の子どもたちに教育の機会をと川崎市内の美容師有志が8月7日午前10時から午後4時まで高津区溝口の生活文化会館「てくのかわさき」でチャリティー・カットを開催、利用客と美容師ボランティアを募集している。
この催しは、市内の若手美容師らが「美容師の技術を提供して社会貢献を」と同業の仲間のに呼びかけ、毎年テーマを決めて実施し収益を社会福祉団体などに寄付している。例年美容室の定休日にあたる火曜日に開催、道具持参で都合のつく時間だけのボランティアも受け入れているため、市外から参加する美容師もいる。中心的メンバーのひとりで多摩区で美容室を経営する菅原司郎さんは、2004年の新潟県中越地震の被災地でも美容ボランティアを行ったいる。そうした実績をふまえ、10回目の昨年からカンボジアに学校を作ることを目的に「アジアの子どもたちに教育を」と活動する社団法人シャンティ国際ボランティア会に寄付している。菅原さんは、今年春にカンボジアを訪れ、現地の子どもたちの生活環境を視察し、今回は収益金をカンボジアの小学校建設のために寄付することにした。
会場のホールにビニールシートを敷き会議用の机に卓上鏡を置くだけの臨時美容室を設営、美容師がボランティアでカットとマユ手入れ行う。カットが1000円以上、マユ手入れが500円以上の寄付と破格料金のため、この日を楽しみにしている常連客も多い。菅原さんは「カンボジアの子どもたちの教育環境を整えたいのでぜひお客として参加して」と話している。
美容師ボランティアの受け入れは、前日まで行っている。参加の連絡は電080-5539-8426菅原さん。
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