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2007年4 月 6日 (金曜日)
川崎市の特産品多摩川ナシが開花、人工交配が始まる:ナシの花見に有志農家が農園を開放
多摩川ナシのブランドで知られる川崎市内のナシ農家でナシの花が開花、人工授粉の作業が始まった。ナシの花は種類によって異なるが、サクラの花よりやや遅く3月下旬から白い花がほころび始め、サクラが散り始めるころには横に伸びた枝に次々と咲き始め、 高いところから見ると、白いジュウタンを広げたようになる。開花時は農家が花粉を取る花つみや人工交配などをする最も忙しい時期だ。
消費者のためにナシの花見を受け入れる開放農家のひとつで、JR中野島駅前でナシ園「中安園」を営む田村安久さん方では、早咲きの新高(にいたか)が
3月末から開花しはじめ、人口交配の作業が始まった。約4000平方mの畑で生田生まれの「生水」など10種類のナシを栽培する田村さんによると、ことし
は3月下旬に夏日を思わせる暖かな日があり例年より早く開花したものの、その後の花冷えと雨で開花が少し中断、ようやく豊水(写真左下)も咲き始めこれから幸水などの
花が咲くという。
5日には妻の俊枝さん長男の夫婦の家族のほか、川崎市フルーツパークで2年間ナシの栽培を学んだ援農ボランティア「ありのみ会」会員の安藤稔明さん、角田正司さんが摘
花(てきか、花粉をとるための花つみ)と細い棒の先に羽毛をつけた梵天(ぼんてん)と呼ばれる道具や大きなクジャクの羽を使い1度に複数の花に触れる機械(写真右)を使って新高の花の中央のめしべにひとつ
ひとつ花粉をつけていく交配作業を行った。この日で新高の人口交配は終了、これからは水分が多くて人気の幸水・豊水などの交配が行われる。
田村さん方のナシの花は8日から10日ごろが見ごろになる。「花見」に訪れる場合は、作業をしている人に声をかければ可能だが、園内での飲食やペット連れは遠慮してと呼びかけている。
問い合わせは電話044(944)3147中安園。
2007-04-06 in 01) 自然・環境, 08)経済・農業, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区, 食 | Permalink
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投稿情報: 平岡直樹 | 2008/04/10 1:34:53