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2007年2 月 9日 (金曜日)
川崎市が民間から初登用の大下宮前区長の任期を延長:地域課題解決に期待
阿部孝夫川崎市長の任命で、2005年4月に全国初の民間人区長となった大下勝巳宮前区長(64)の任期が1年延長され、2008年3月まで区長職を続けることが決まった。
2月8日に市役所で開かれた2007年度予算などを発表する記者会見の席上、阿部市長が明らかにしたもの。阿部市長は「区のHPで『こんにちわ宮前区長です』を新設しインターネットを使う広聴制度を確立、コミュニティバス交通の充実など地域課題への取り組みや団塊世代の地域受け入れなどシニアをテーマにした区民フォーラムを行うなどさまざまな場面で民間登用の区長として期待にそった活躍をしてもらっている。市民自治を目標にスタートした区民会議の委員の任期もあと一年残っており、宮前区で区役所が市民協働の拠点となるよう引き続きやってもらいたい」と説明した。
大下区長は、1月19日に7区のトップを切って区民会議で出された地域課題の報告書を市に提出しており「これから3年間で地域に団塊の世代の1万人戻ってくる。この人たちを地域で生かせる方法やコミュニティバスの本格運行など、手がけた仕事やりとげたいので、もう少し頑張りたい」と話している。
大下区長は、(社)日本広報協会に勤務、仕事の傍ら20年以上前から地域の父親たちと「おやじの会 いたか」を結成して地域活動をはじめ、その活動を生かして文部科学省「家庭・地域共同参画委員会委員」、川崎市社会教育委員などを歴任ていたことから、市民協働を進める適任者として当初は2年の予定で登用されていた。
2007-02-09 in 06)政治, 11)まちづくり, b) 川崎市のニュース, b4) 川崎市宮前区 | Permalink
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